※この投稿は、カケハシ通信No.008号(PDF)にも掲載されています。


ASIA KAKEHASHI PROJECT 2019−2020
第2期生が「到着後オリエンテーション」に参加

日本での交流活動をさらに深化する研修も!

2019年8月22~24日、千葉県成田市内のホテルで、第2期生約200人が「到着オリエンテーション」(以下、オリエン)に参加しました。
オリエンに先立ち、8月5~20日、第1陣で来日した115人が日本語学習・マナー講座・SDGs学習・国際会議や運動会などさまざまな研修・交流を体験しました。
(架け橋プロジェクトチーム 若生麻衣)


1.第1陣生徒の研修・交流

日本語教育 8/6~10

レベル別クラスによる講義に加え、歌・かるた・パフォーマンスやスピーチ大会など、楽しく学べる授業を5日間にわたり実施しました。
日本語教師の感想:”生徒はみな選ばれてきただけあって学習意欲があり、性格もよい子たちが多く、楽しかったです。

マナー講座 8/13

デニス・チア氏(BOUNDLESS CEO兼創立者)を講師に迎えて実施。
シンガポール出身のチア氏は、自らの異文化体験を踏まえ、日本への適応に欠かせない態度として

  1. 自分自身を知る
  2. 日本を知る
  3. 自身の未来を描く

という3つのポイントを生徒に提示しました。

運動会 8/16

川崎とどろきアリーナ(神奈川県川崎市)にて、地域の子ども・高校生とともに「架け橋大運動会」を実施。玉入れ、障害物競争、綱引きなどスポーツ種目を通じて、地域との交流をはかりました。

SDGs学習

【事前学習】8/14~15

持続可能な開発目標(SDGs)の学習ワークショップを実施。
1日目は職員が概論を説明したあとクイズとグループワークを、2日目はポスターセッションとプレゼンテーションを行い、後日のカンファレンスに備えました。

【アジア高校生国際会議(Global Discussion)】8/18~20

8月18~20日、名古屋大学にて、名古屋大学教育学部附属高等学校主催の「アジア高校生国際会議(Global Discussion)」に参加。
日本の高校生とともに、SDGsの到達目標にそったグループワークとポスターセッションを行い、学びと交流を深めました。

2. 到着後オリエンテーション

日本語テスト 8/22

やさしい?むずかしい?日本語テスト

事前課題をもとに作成した日本語テストを実施。直前まで自作の単語・ノートを確認していた生徒たちは、緊張した面持ちでテストに臨みました。

グループワーク・発表 8/22〜23

英語と日本語を使い、これから体験する日本での生活への期待・不安・予想される困難について、グループごとに意見交換。学生ボランティアが議論の深まりを注意深く見守るなか、滞在への準備を進めました。

留学中に予想される困難は?協調・協力とは?意見を出し合い、課題を完成

オンワード(全国各地への移動)

写真左:ホストコミュニティに到着した架け橋生(AFSつくば支部) 右:寮スタッフの歓迎会(札幌共和女子学生会館)

早朝から次々と全国各地に旅立った架け橋生。ここから、異文化理解への旅がはじまります!
ホストファミリー、寮そして受入れ校のみなさん、よろしくお願いします。

学生ボランティアの活躍 8/5~8/24

オリエンテーションを支えた学生ボランティア

第1陣研修のサポート、到着後オリエンの企画・運営は、全国各地から集まった47人の学生ボランティアが担当。
グループリーダーを中心に、班単位でさまざまなアクティビティを実施しました。
日本人学生のほか、国内の大学で学ぶ韓国・バングラデシュやマレーシア出身の学生ボランティアが初参加しました。

Topic 食事への対応

ハラル対応・ベジタリアン対応食も充実!

架け橋生は、宗教も文化的背景も多彩です。イスラム教・ヒンズー教を信仰する生徒への対応として、千葉県内の飲食店の協力を得て、配食しました。


架け橋生の日常・取り組みをInstagramで発信中

架け橋生の素顔や日常生活はもちろん、全国各地の学校・寮での取り組みも紹介しています。
@asia_kakehashi Instagram@asia_kakehashi)&Twitter@asia_kakehashi

紙面には掲載しきれなかった元原稿や翻訳も掲載しますので、ぜひご覧ください。

この記事のカテゴリー: AFS活動レポート

この記事のタグ   : カケハシ通信 アジア高校生架け橋プロジェクト