2019年3月3日(日)午前、AFS日本協会東京オフィスで、AFSボランティアを対象にしたイスラム教及びイスラムの文化を学ぶ研修会を開催しました。世界の人口の1/4弱いるといわれるイスラム教徒への理解を深めることで、今後、留学生の受け入れがしやすくなることが目的です。
イスラム教及びその食文化、慣習やマナー等について、早稲田大学国際教養学部の現役学生アフメド・アリアンさんをゲストにお招きしました。聖職者の存在しないイスラム教は、一人一人が神と対峙するため、戒律については人によりけりであり、「これは食べられますか?」と聞いて、判断はイスラム教徒にゆだねることになるそうです。
また、イスラムの方への呼びかけとしてアサラーム・アライクン Assalamu Alaikum「あなたに平和あれ!」という言葉があります。イスラム教の方への「こんにちは!」の挨拶として使えますと教えてくださいました。返事をするときは、ワライコム・サラーム Waalaikum Salam。イスラム教を信仰する生徒が来日したら使えそうです。
また、ハラル認証を受けた醤油や味噌の展示も行いました。
参加者からは、ムスリムの方から直接お話が聞けて良かった、アリアンさんのお話がよかったなどのコメントが寄せられました。
ルールを守り、人との争いを好まない日本人とイスラム教を信仰する人たちとは共通点があるようです。異なる文化の違いを認め、尊重しつつ、共通点も発見できた研修会となりました。
現在、日本全国でホストファミリーの募集をしております。留学生の受け入れに興味をお持ちでしたら、お気軽にお問い合わせください。
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