AFS尾三支部では平成31年1月12日(土)に、尾道市総合福祉センターで留学体験発表会を開催いたしました。
広島県教育委員会の職員の方のあいさつの後、先輩留学生ウィル(カナダ)からのビデオレターを見ました。「帰国後に気を付けること」など、彼の経験したことが丁寧に語られていて、留学生と参加者は聴き入っていました。
到着から今までの活動をスライドショーで振り返った後、留学生のシャイアン(アメリカ)、アンヌ(フィンランド)、カタリーナ(チリ)が、日本での思い出を発表しました。日本へ留学するきっかけや、日本での家庭生活、学校での出来事などを、上達した日本語で話しました。楽しいこと、つらいこと、たくさんの経験をしたことでしょう。彼女たちの言葉から、到着時より大きく成長した様子を感じ取ることができました。
体験発表のあと、支部長から留学生に日本語修了証が、ホストファミリーに感謝状が渡されました。
引き続き、留学生がホストファミリーとLPに感謝の気持ちを込めて作成した色紙を渡しました。「音楽」「檸檬」など自分の好きな字を選び、年末の書道教室で練習して仕上げたものです。「イメージが合っているから」「ホストファミリーとの思い出だから」など、それぞれの字には思いが込められていました。受け取ったホストファミリーとLPは「難しい漢字なのに上手に書けている」と驚いた様子で、「大切にします」と言われていました。
「家族の一員となり、欠かせない存在。いなくなった後が心配」「家事を家族みんなで分担するようになった」「いろいろ教えてあげようと思っていたけど自分の方が教えられた」と、それぞれのホストファミリーから留学生受入れ体験についてのスピーチがあり、その後交流会へと移りました。
交流会では、世界各国のお菓子を囲んで、それぞれの参加者が思い出話に花を咲かせていました。
当日の参加者は50名近くで、中には「チラシを見てきました。留学に興味があります」と言う方もいらっしゃいました。たくさんの方々にお越しいただき、大変有意義な会となりました。
留学生たちには、残り少なくなった留学期間がさらに充実したものになるように願っています。
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