2018年12月19日(水)、中国の事務局長Yang Liさんと共に、文部科学省総合教育政策局教育改革・国際課を訪問しました。

中国の事務局長 Yang Liさん(右から2番目)

文科省で中国の事務局長と活発な意見交換がなされました。

中国では毎年6月に高考(ガオカオ)という全国大学入試統一テストが行われます。必須科目は数学、中国語、英語。しかし来年2019年から第二外国語の選択肢が増え、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語のいずれかを選択すればよいことになります。日本語の学習者が増加することが期待されます。2回高考を受験した中でよい方のスコアを選んで大学に応募できます。日本とは異なり、どの大学入試もこの試験1つ。中国は広いため、統一することが大事で、透明性を高めるためにも高考の試験のみだそうです。出身大学は人生を左右するといっても過言ではないため、中国の高校生は必死に勉強するそうです。

中国のAFSは北京にあり、CEAIEという教育国際交流協会の傘下にあります。中国のAFSには25の地域 (province)にローカルオフィスがあり、約180の高校を担当し、高校との強いネットワークを持っています。アジア高校生架け橋プロジェクトも高校へ情報が流れ、応募が集まり、選考が開始されました。
初年度は、通知から締め切りまでの期間が短かったのですが、50名ほどの応募がありました。1泊2日の面接及び異文化アクティビティを通じて、5人の架け橋生が選ばれました。

AFS日本協会でAFS中国についてプレゼンテーションをするYangさん

架け橋プロジェクトは中国人が日本にきて、文化や語学を学ぶいいチャンスで、この奨学金プログラムに感謝していますとYangさんは仰っていました。

AFS日本協会の職員と一緒に記念撮影

現在、日本全国でホストファミリーの募集をしております。留学生の受け入れに興味をお持ちでしたら、お気軽にお問い合わせください。


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