皆さん、お久しぶりです。
また早い一ヶ月間が経ちました。日々が忙しく、より早く感じたと思います。
季節が移り、秋ではなく、一気に冬になってしまいました。長野県では先月紅葉を見ることができたのはとてもよかったです。12月4日の最高気温が24度だったことに驚いてドイツの友達と家族に報告したら、8日に雪が降ってさらにびっくりしました。
風邪は幸いなことに引きませんでした。
この一ヶ月間の中では、大きなイベントが二つもありました。
一つ目は11月23日からの3日間の秋/冬オリエンテーションでした。
今回のイベントでは準備の段階から参加することができたので、前回のイベントよりも色んな内定生と学生ボランティアとかかわることができて、本当に充実した3日間でした。内定生が出発する直前のオリエンテーションだったので、ドイツに行く予定の子たちとたくさん話せましたし、日常生活にでてくるようなドイツ語を教えることもできました。2日目は保護者様も会場にいらっしゃって、1時間くらいドイツについて話して、持っていた疑問が少しずつ解けてきていたと思います。
イベントにかかわっていたスタッフと学生ボランティアとも仲良くなってきて、とても楽しかったです。
仕事に戻って間もなく、次の大イベントが待ちかねていました。
日本政府外務省がAFSに託した、日本とインドの文化交流プログラム(JENESYS)でした。12月5日にインドからの高校生/大学生/社会人が合計80名来日し、4グループにわけて7日間の短期間日本滞在が始まりました。私は1か月前くらいから職員さんたちと一緒にミーティングにでて準備に取り組んでいたので、スケジュールややるべきことを把握した上イベントに出ることができた気がします。予定通り行われていたことのほうが多かったですが、やはり全く違う文化の人が80人も来るとなると、どうしてもうまくいかないことももちろんあります。一番問題だったの朝起きない等でした。
5日には東京で到着オリエンテーションをやってからバスに乗って新横浜にあるホテルに向かいました。参加生がかなり疲れてそうな顔をしていたので、朝起きられるかな?と心配をしていましたが、仕方ないということで参加生を早く寝かせました。
次の日の朝は各グループにわかれて研修をし始めるつもりでしたが、参加生が中々起きてこなく、いくら注意してもゆっくりと準備していました。出発時間には間に合いましたが、結構ギリギリでした。
6日は東京での研修を終えたあと、グループ4で新幹線に乗り京都に出発しました。京都に着くのが夜の8時半ごろだったので、外は暗くて何も見えなかったですが、参加生と同じくらい京都が楽しみで私もわくわくしていました。
次の日の朝は、伏見稲荷大社に行ってから二条城にも行き、午後は和菓子作り体験をして参加生がとても積極的に和菓子を作っていました。最後には皆で作った和菓子をお茶と一緒に食べたら、美味しい!とあっちこっちから聞こえてきていました。
7日の夜はまた新幹線に乗って、生徒達がAFSの色んな支部に向かって出発しました。9日の夜までは全国でホストファミリー生活を体験するということで参加生と一時的に別れました。
私も3日間広島のホストファミリーのところでステイすることになりました。3日間お世話になっていたご家庭もとても優しく受け入れてくださり、8日には山口県にある錦帯橋と宮島に連れて行ってくださいました。1歳の孫さんがいて、夜はホストファミリーとお喋りしながら孫さんともたくさん遊びました。
本当に短いステイでしたが、家族のように預かってくださり、幸せな3日間でした。
9日にはホストファミリーと別れて広島支部の活動に生徒達何人かと合流して参加しました。支部活動だったので、インドの参加生だけではなく、現在広島周辺に滞在している留学生も一緒に行きました。その中には架け橋プロジェクトで山口県に配属されている、9月に東京を案内した6人もいて、3か月ぶりの再会となりました。
広島の平和公園と原爆ドームを見に行ったり、被爆者のお話を伺ったりして日本の歴史について色々知ることができました。
9日の夜は飛行機に乗って東京に帰ってきました。羽田空港からは電車でホテルまで移動し、着いたときは正直なところすごく疲れてただ寝たかったです。
でも着いたらまだミーティングがあるからまだ寝られないと言われ、22時半まで待たなきゃいけなくてかなり疲れを感じていました。ですが、実はミーティングではなく、サプライズで私の誕生日を祝ってくださいました!JENESYSをメインに担当していた職員の高橋さんが忙しい中小さなケーキまで用意してくださって、感動しました。本当にありがとうございました。
オフィスにまた出勤し始めて約一週間後は、同じチームで働いている職員さんたちからランチに誘われ、誕生日プレゼントと素敵な手紙をいただいて、改めて私恵まれているんだなと思いました。いつもありがとうございます。
10日は東京観光が予定されて、豊洲市場、チームラボ、浅草、スカイツリー、様々なところに行ってきました。
11日は最後の一日でまた全員の生徒で集まって東京で成果報告発表会を行いました。
グループ4の生徒達は朝きちんと自分たちで起きてきましたし、タイトなスケジュールに従って行動しましたし、発表に一生懸命取り組んでいましたし、皆の成長が色んなところで感じられました。
11日の夜のお別れは辛くて、ありがとうございましたとプレゼントを渡されたときは、涙がでそうでした。こちらこそありがとうございました、グループ4で本当によかった、としか言い返せなかったです。
とても日本に興味を持ってくれていて、日本語が何より上手で勉強意欲も高かったので、私と話していた時もずっと日本語で会話でした。日本に来ているインド人とドイツ人が日本語で豚丼の食べ方について食べるのは、結構インタナショナルな感じがしました。
インドの文化についてもたくさんなことを学べて、ヒンド語も教えてもらって、私も文化交流ができました。
美味しいごはんもたくさん食べられました。
イベントに入れてくださった高橋さん、一緒にグループ4のスタッフをやっていた澤田さんと久米さん、受け入れてくださったホストファミリー、一緒に生徒を誘導し急がせた学生ボランティア、色んな方に感謝しています。生徒にとっても、私にとっても一生の思い出にできたのは様々な方がいたからです。
ありがとうございました。
今回の日記が長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
平成最後の年末を楽しみにしています。