AFS友の会新春の集い
「おとなの京都講座 間違いだらけの京都観光」
講師: 大江英樹氏(経済コラムニスト、京都観光文化検定1級保持者)
2018年2月18日、「AFS友の会新春の集い」が開催されました。
「全国ボランティア大会」最終日にあたるこの日、大会に参加した支部ボランティアの方々ばかりでなく、AFS Intercultural Programsの会長、ダニエル・オブスト氏も来場され、ご挨拶をいただきました。
お迎えしたゲストスピーカーの大江英樹氏の本業は経済コラムニスト。しかし、京都での勤務経験から京都をもっと知りたくなり、京都を究めることが趣味の一つになったそうです。誰もが好きな京都、誰もが知りたい京都を、ユーモアあふれる口調で、笑いの絶えない会となりました。参加者の多くが、もっと続きを聞きたい、と感想を語っていました。
京都に関して勘違いしがちなテーマ、その1「京料理」、その2「花街(かがい)」、その3「文化とことば」、その4「行事・祭礼」を通して、京都観光の正しいツボとその背景・歴史をわかりやすく解説してくださり、お話しに引き込まれ、あっという間の時間でした。
特に「ややこしい言葉使い」は、その後の懇親会でもおおいに盛り上がりました。
京都をもっとよく知る、ちょっとした裏技もご披露くださいました。少しディープなお土産、街で見かける本物の舞妓さん、芸者さんの見分け方、一般の人が芸者さんと出会うのは意外にもビアガーデン、日舞を見るなら「春のをどり」よりも「秋のをどり」、今でもチケット取りの基本は往復ハガキで、京都のイタリア料理とパンは絶品、などなど。
今すぐ京都に行きたくなりました。日本が世界に誇る京都。外国からのお客様をご案内する機会がある人も多いでしょう。もっと京都のことを知って、ご案内しながら新しい発見をしたいと思いました。
木納律子(AFS30期 USA)
大江英樹氏プロフィール
大手証券会社退職後、株式会社オフィスリベルタスを設立し、全国各地で講演、雑誌・新聞に執筆、テレビ番組のコメンテータなどで幅広く活躍する経済コラムニスト。しかし、今回、「AFS友の会」では「京都通」で知られる大江英樹氏としてご登場いただく。 趣味で京都を学び、年間十数回は京都に足を運ぶほどの京都好きが高じ、非常に難関と言われる「京都観光文化検定1級」に合格。一般には知られざる京都の魅力を熱く語る大江氏の講演会はいつも人気を博す。大江氏は二人のお子さんがAFS派遣生としてアメリカ、オーストラリアに留学したお父様でもある。
AFS友の会では、講演会やチャリティコンサート、ボランティア活動などのイベントを行っています。
[email protected]にご氏名、AFSとの関係をご連絡ください。
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