1月21日、10ヶ月余の留学をまもなく終えようとしているチェコ生とフランス生の送別会と、2月にホンジュラスに向かって出発する65期派遣生の壮行会を開きました。
40人の参加者で賑やかな会となりました。

送別に入る前に秋に来日したドイツ生が、自己紹介をしてくれました。
積極的に誰とでも関わろうとするため、すでに日本語はかなりの上達ぶりでした。学校でもいつも彼の周りには友達がいるそうです。部活も語学班でディベート大会に出た後は、ラグビー班に入って冬空の下も汗を流して元気です。
留学後半も楽しみです。

チェコ生は部活の茶道部を通して茶道が大好きになりました。来日当初は、ただただ日々の暮らしに追われて疲れてしまっていましたが、留学後半は意欲がたっぷりでした。茶道の所作も身につき、先生からお褒めの言葉もいただきました。
スピーチで「日本が大好きになりました。そして、自分の国のチェコも前より好きになりました」と話してくれたのが印象的でした。

フランス生は留学当初は自分から挨拶することも苦手で、一時は「挨拶は自分から」が目標でした。それが、いまはどの場面でも進んで大きな声で挨拶ができるようになりました。
偶然にも担任の先生がAFSのリターニーで悩みや相談事はいつも親身になってくださりました。仲のいいお友達2人も来てくれて、別れを惜しんでくれました。
「苦しいことも楽しいこともありました。でも、日本に来て本当によかったです」と話してくれました。生徒との絆を大事にしてくださる方がいることに、感謝の気持ちが募ります。

イタリア生は冬休みの東京旅行(東京・城北支部のご協力)について、報告しました。城北支部の受け入れ生や派遣生たちと原宿に行ったり、スカイツリー界隈を探索したり。皆でカラオケに行ったりプリクラも撮ったそうで、楽しい休みとなったようです。

そしてホンジュラスに出発する派遣生はワクワクドキドキしながら出発の日を待っている、ときっぱり。いつかは世界の貧困をなくす活動をしたい、という夢を持っています。

フランスから帰国した63期の帰国生にもスピーチをしてもらいました。毎日の生活の基盤を支えてくれたホストファミリーへの溢れる感謝の気持ちを語ってくれました。
感謝、達成感、期待、夢。
若い人たちのひたむきな気持ちに、清々しさを覚えた会となりました。


支部へのお問合せ

(公財)AFS日本協会 長野南信支部
[email protected]


この記事のカテゴリー: AFS活動レポート

この記事のタグ   : 長野南信支部