10月31日(火)に年間留学生のシィとMEXT(1か月)生のジョセリンが三原市立第四中学校の生徒たちと交流をしました。
第四中学校は各学年が1クラスずつのアットホームな学校です。一年生は音楽・二年生は英語・三年生は体育で交流を深めました。生徒の皆さんはみな礼儀正しく、積極的に迎え入れてくださいました。

一時間目は二年生の英語の授業で、シィとジョセリンの自己紹介から始まりました。
特にシイのクイズでは積極的に手を挙げて答えてくれて盛り上がりました。同じ「手紙」という表記でも、日本語と中国語の意味の違いに「へえ~」と驚いていました。
また、教科書を基に、会話の練習をする時も留学生相手に英語で頑張っていました。
留学生がプリントに書いた日本語をみて「俺より上手いかも」とコメントする子も。
授業後も留学生同士の英語の会話を側で聞いていて、「めっちゃ早い~!」とビックリしていました。

自己紹介

二時間目は一年生と音楽の授業です。担当の先生のご厚意で、授業よりもスピーチの時間を多く割いてもらいました。
ここではジョセリンのオーストラリアと日本の学校の違い、特に校則に文化の違いを感じたようです。オーストラリアでは3時30分には下校すると聞き「それ良いな~」と羨ましがる声も上がりました。
急遽、2人の母国語の歌を聴きたいという話になり、シイが中国語で美声を披露してくれる事になりました。しっとりとしたメロディーと中国語の発音でちょっと切なくなる美しい歌でした。
生徒の皆さんからは歌のプレゼントがあり、留学生二人は嬉しそうに聞いていました。
授業の後、「少しだけ中国語を話せるよ」と話しかけてくれる生徒もおり、海外が少し身近に感じられたのではと思います。

音楽の授業

三時間目は三年生と体育の授業で剣道を体験しました。さすがは三年生。面を着用する際の手拭いの使い方など、英語単語と身振り手振りで積極的に手伝ってくれます。
留学生二人は剣道初体験なので少し緊張気味。実際に二人組で打ち合いになるとへっぴり腰で、もっと強く打ち込んで良いと言われていました。
生徒数の関係で三年生の体育は男女混合なので、シイの相手に女子が回って来た時「面でよく見えないけど、あれは女の子では?僕は女の子を打つなんで出来ない!」と撫でるような打ち込みをし、相手の女子に苦笑いされていました。
ジョセリンにとっては稽古前後の黙想は初めてで、何の意味があるのかと聞いていました。

剣道の準備
楽しかった

第四中学校の生徒の皆さん、先生方、ありがとうございました。
日本の中学生の授業を体験できた事は、二人にとって良い経験になりました。
「日本の中学生はすごく礼儀正しい」「授業で武道を学ぶことは良い事だ」と、また一つ生の日本を体感できたかと思います。
また、このような交流会を通じて海外へ興味のある生徒たちが増えてくれたらと思います。

皆さんと

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