“留学の夢が実を結んだ1年でした!!”
―AFS留学体験報告会・どさんこ奨学金報告会 2017―
毎年「派遣留学生」が豊かで貴重な体験を発表する恒例のこの集いは、9月24日(日)に札幌で開催されました。今年は道内4支部(札幌・旭川・帯広・オホーツク)のAFS関係者をはじめ一般市民らが参加して、過去最高の60人に近い熱気のこもるものとなりました。
北海道の高橋はるみ知事からも次代をになう留学生に大きな期待を寄せるメッセージが届けられたほか、「どさんこ奨学金」の有力寄付社のひとつである(株)ほくていホールディングス 加藤欽也社長は「留学生は地球平和をめざしてほしいし、企業も地域貢献を追求したい」とご支援のご挨拶をいただきました。
まず、この1年間の北海道の留学生で、上島憲・小林郁子・小野伶恩さんが派遣先から持ち帰った写真を活用してフィンランドなどの風土・文化、学校生活等を報告しました。
「人や友人とのつながりや家族の形の大切さを知った」「自分から能動的に働きかけることに努力した」「日本を紹介したが、改めて自国を考える機会となった」「他国への共感やその存在が身近になった」など、それぞれの成果を生き生きと語っていました。
一方、留学生への どさんこ奨学金授与式を行いましたが、寄付社・者の大きなご支援で来年は派遣生2名、受入生1名の複数支給が復活しました。本web上でも改めて御礼申し上げます。
この集いの第2部では、海外から札幌への留学生も参加した「懇談会」で意見を交流しましたが、(株)ホクセイプロダクツ(奨学金寄付)、(株)セコマ(会場ドリンク・菓子提供)など社会や周囲の数々の声援を身近に感じながら自己の成長の軌跡をいっそう自覚する頼もしさを見せていました。
今年の“サプライズ”は1979-80年にオーストラリアから北見柏陽高校に留学したR・グリーン氏のご出席です。
同氏は今年1月から駐札幌オーストラリア領事として“里帰り”。
「私はオーストラリア来日1期生の一人です。当時も言葉の高い壁があったが必死に友人づくりに努力し、帰国して自分の性格形成にも良い影響が生まれた。留学には資金のことで親にも苦労をかけたが、得たものは大きい」と当時を偲びながらエールを送り、会場の共感を広げておりました。
支部へのお問合せ
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