帰国が迫った1月に、春生のアメリカ生やコスタリカ生が地域の学校や高齢者施設を訪問して交流を深めました。
コスタリカ生は、阿智村清内路という峠の集落で1年生活しました。
清内路小学校は全校22名の小さな学校ですが、全員と触れ合う1日となりました。一緒に縄跳びをしたり、お正月の遊びに高じたり。高学年の外国語授業(英語)では、ALTの先生と授業に参加しました。
また、来るオリンピックのコスタリカのホストタウンとして名乗りをあげている松川町へも、松川北小学校、松川中央小学校の2つの小学校の交流に行きました。
高学年、低学年と児童生徒の皆さんの年齢を考えて、自己紹介の文言も換えるなど、生徒自ら配慮しました。そのような日本語の使い分けができたことに、現場の先生からもお褒めのお言葉をいただきました。
別の日には高齢者の介護ホーム「そら」を訪問。
昼食準備のお手伝いや近所のお散歩の付き添いなど、施設入所のおじいさん、おばあさんと1日過ごしました。最後に1人ずつハグをしたら、涙を流して喜んでいただいたようです。
アメリカ生は辰野中学校へ。行く前は、不安や恥ずかしい気持ちもあったようですが、中学校の皆さんが熱心に話を聞いてくれて、質問もたくさんあって、嬉しい交流となりました。
アジア系の生徒は、容姿は日本人と変わらないけれど、でもアメリカ人。そのことが、中学生にとっては生きた勉強となったようです。
留学生たちは見える形、見えない形で1年の留学生活をその地域で支えていただいています。留学後半期の地域交流では、お世話になった地域への恩返しもこめて、これからもよい交流を計画したいと思います。
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