博多支部春組生 2016.3.26~2017.2.4
巣立ちの日がやってきました。
昨年春に福岡に到着した、キャロルとアンナもすっかり博多の女(ひと)。
最初は右も左もわからず迷子になって立ち往生・・日本語で道を尋ねる自信もない。そんな失敗を繰り返しながら、一つ一つ学び、泣き笑いしながら、無事に留学生活を終える事ができました。
彼女たちが日本での生活を振り返り綴った文章をご紹介します。
まずはアメリカから来たアンナのチャレンジ・・・
日本に来る前から日本語の勉強をして受け答えも上手にしていました・・・
これから、チャレンジしたいことは新しい言語を学びたいです。
日本語を勉強することは私にとってチャレンジでした。さらに、チャンレンジするために中国語をこれから、学ぶつもりです。大学でも、日本語を勉強することを続けたいです。
もっと多くの人々と話すために、ほかの言語を話せるようになりたいです。
みんなが英語を話すわけではないので、そういう人たちとも、コミュニケーションを取れるようになりたいです。
いつか世界を旅行したいです。
もっといっぱい書けたよね!?もっとたくさんの思いがあるよね!?ぶっきら棒の性格そのままですが・・能ある鷹は爪を隠すのでしょうね!?アンナ。
次は癒し系の笑顔を持つマレーシアから来たキャロル。
日本語の上達ぶりは会う度に驚かされました。一見大人しいけど自分をしっかり持っていましたね。
マレーシアでは体験できない冬も満喫~大切な絆も持って帰るよ!!
私が日本に来てから、交換留学生としていろんなけいけんをしました。自分の国をでて、外国に住むことは私にとって大きな決断で、私の人生において大きな変化となりました。
日本での生活の中で、たくさんのものを得てまた失ったものもありました。マレーシアの友達であんまり連絡を取らなくなった子もいるしマレーシアで起こっていることをあまり知らない。それで、マレーシアで私が持っていた全ての物においていかれたような気分になりもした。
けれど同時に、新しい言語を学んだり、新しい家族や友達を得るという体験をしました。そして、日本での生活を通して視野が広がりました。
日本に来る前は私は、物ごとを一目見ただけですぐにこうだと決めつけてしまっていたけれど、日本の文化は他の人や文化を尊敬する文化なので、私は自分も、物ごとを決めつけるのではなく、尊重する心を持って接していきたいと思いました。この発見が、私を前よりも成長させてくれたと思います。
思い出いっぱい詰め込んで、もう一つの故郷を後に彼女たちは帰国・・いや、旅立ちました。
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