AFS尾三支部では、平成29年1月14日(土)に尾道市総合福祉センターで「留学体験発表会」を開催いたしました。
帰国まで残り1か月を切った時期に行われるこのイベントは、毎年定期的に行われるイベントの中でも最も感動的なものです。
はじめに、来月帰国予定の留学生4人(大韓民国1人、デンマーク1人、アメリカ合衆国2人)が、日本に来てからの約10か月間でおぼえた日本語でスピーチをしました。学校でのクラブ活動を通して友達がたくさん出来たこと。自転車で尾道市内を探検したこと。家族と会話することの大切さを学んだことなど、それぞれの日本での体験を話しました。
スピーチのあと、ホストファミリーと担当スタッフにあらかじめ用意していた色紙をプレゼントしました。色紙には、各留学生の好きな漢字や絵が感謝の気持ちをこめて毛筆で書かれており、お互い涙ぐむ場面もありました。
1年間お世話になったホストファミリーからも一言いただきました。「たとえ国と国が厳しい状況にあっても、人と人は理解し合える。このつながりこそが大切なのだと改めて気づかされました。」という言葉が印象的でした。
つぎに、この夏にデンマークに留学予定の生徒が、英語で留学の動機や決意を力強く話してくれました。
また、AFSからの高校生留学と大学からの交換留学で、各1年間アルゼンチンに留学した経験がある学生は、高校生留学と大学生留学の違いについて話してくれました。特に、高校生留学は自立と言語習得の両方で自分を成長させてくれたと話してくれました。
最後に、日比崎小学校合唱団による合唱があり、みんな、美しい歌声に聞き入っていました。
留学生たちは、もうすぐ帰国します。文化や言葉の壁などで、つらかった時期がきっとあったはず。しかし、あなたたちはこの1年間で確実に成長していますよ。
また会えることを楽しみにしています。
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