9月25日(日)「AFS日本協会」と「AFS北海道」(札幌・旭川・帯広・オホーツクの4支部)が主催して表記タイトルの恒例イベントを札幌で開催しました。今年は4人の派遣留学生が帰国報告をしてくれました。
会場はほぼ満席で、ボランティア関係者はもとより、留学生のご家族や一般市民ら56人が集いました。

今年も佐藤貴実雄日本協会事務局長(理事)が「AFS北海道地域会議」の業務や協力高校・企業の訪問など一連の活動と合わせて出席され、ともに“留学体験のリアルさ”を共有されました。

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AFS62期生4名(2015~2016年・派遣先は欧米。うち1名は「AFSどさんこ奨学金生」)による報告では、ホストファミリーを4家庭も体験したケースや、現地語の習熟に思いのほか苦労した経験、そこから克服するヒントの発見など、帰国した今では自信をもって熱く語ってくれました。
また、「言語から文化を学ぶ大切さ、相手との“違い”を受け入れること、自分を受け入れること、感謝の心の重要さ」が“自分の総括”だと語る留学生もいました。
「自分と正面から向き合った1年でした」「奨学金には感謝の気持ちでいっぱい」という言葉には実感がこもり、いずれも生々しい日々を自分で作成した映像を使ってレポートしてくれました。

次期のどさんこ奨学金の授与式に関連して、寄付とご支援を頂いている(株)ほくていホールディングス社長、ホクセイプロダクツ(株)社長代理から、若い力や地域への社会貢献を目指す熱いご挨拶や心からのエールを頂きました。
(株)セコマ様からは今年も出席者全員にソフトドリンク・お菓子のご提供がありました。ご支援に対して改めて御礼申し上げます。

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この集いには、札幌に滞在中の留学生も登場し、好きな日本の食べ物や祭り行事などを日本語で話してくれました。
来期の派遣生からはこれから迎える留学に向けて、キッパリとした決意表明がありました。

「どさんこ奨学金」は今年で創設10年を迎えました。これまで派遣生16名、受入生2名と、結果的には途切れなく歩みを続けることが出来ました。
しかし各年の企業、団体、個人、留学生・関係者など幅広いご支援がなくなれば、sudden stopという可能性も潜んでいます。
これまでの皆様のお気持ちに改めて感謝しつつ、継続・発展の夢をリレーしたいと決意しております!!

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▼寄附 > AFSどさんこ奨学金


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