10月19日(水)、三原高等学校に通うデホ(年間生・韓国)とニナ(MEXT生・フランス)の2名は,三原市立第四中学校と交流させていただきました。

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一時間目は一年生の英語の授業です。
まずデホはパワーポイントを使い、次にニナが手書きの資料を片手に自国の紹介をしました。2人とも英語と日本語で上手にプレゼンテーションを行いました。
デホは、韓国の高校では日本と同じようにクラブ活動もあるが、日本のように毎日ではないことや、今は日本の高校のクラブ活動(バスケット)に夢中であること、韓国の代表的な食べ物のキムチが大好きであることなどを紹介。
「この中でキムチの好きな人は?」との問いかけに生徒の反応は今イチ。中学生だからかキムチの好きな人は少なかったのでしょうか。

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二ナは、フランスと日本の違いを漢字交じりの綺麗な字でまとめて発表しました。
日本では当たり前にあるものが、フランスにはない。コンビニがない。制服もない。ピアスやアクセサリーはOK。部活もない。生徒が掃除をしなくていい。お弁当でなくカフェテリアで食べる等、色々な違いを発表しましたが、特に中学生が反応したのが、フランスの学校は9月~6月までで、7月と8月は長い夏休みで宿題がない!という所でした。
これを聞いた瞬間、口をそろえて「ええのう」「宿題せんでいいんか?羨ましいのう」と驚きの声。きっと生徒達の心にフランスの長い夏休みが刻み込まれたことでしょう。
その後みんなでjungle speed (フランスのゲーム)で楽しみ、良い交流の時間となりました。

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続く2時間目は、留学生も生徒に交じって中1の英語の授業を受けました。
カード(芸能人)の情報を英語で説明するゲーム形式で、より中学生とコミュニケーションを図ることが出来ました。
デホとニナは色々な中学生と話ができて楽しかったと満足気でした。

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今回の交流は、中学生には刺激になったことでしょうし、留学生には良い経験になったようです。
「いろんな国の事情を知ることは大切」と、今回の留学生の訪問を快く受け入れてくだった第四中学校の先生方のお心遣いに感謝いたします。
またこのように、双方にとって実りのある交流を来年も継続できたらと願います。


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