7月6日夜、AFS日本協会では初めてとなる寮滞在プログラム「グローバル・プレッププログラム」の留学生15名と引率者1名が、アメリカから新千歳空港に到着しました。
空港には受け入れてくださる立命館慶祥高校の久野信之校長を始め、先生方が心からの歓迎で出迎えてくださいました。
このプログラムは立命館慶祥高等学校の寮に滞在しながら日本語の授業を受け、さらに日本文化や地域の社会見学などを体験する、2週間と短期間ながら内容が凝縮されたプログラムです。
当日は寮に入ったのが夜10時を過ぎましたが、日本人の寮生からの歓迎セレモニーもあり、留学生たちは一生懸命日本語で自己紹介をしていました。
寮では同じクラスの子をバディーとしてサポートする体制を作ってくださっており、言葉の壁を乗り越えて、すぐに打ち解けた様子でした。
翌日から早速バディーとともに学校に登校。職員室やクラスでの挨拶から始まり、オリエンテーションを受けた後、校内案内、日本文化体験と盛りだくさんのスケジュールをこなしています。
11日は札幌支部の企画として、いけばな体験を行いました。
いけばなインターナショナル札幌支部の皆様の全面的な支援をいただき、6名のいけばな指導者の方々が教えてくださいました。
畦田曜子支部長のデモンストレーションと解説の後、それぞれが水盤に盛り花を活けることを体験しました。
ひまわり、ガーベラ、ゆりなど花材も違いましたが、各先生のアドバイスを受けながら、それぞれが自分のセンスで活けたものはそれぞれの個性がありとても素敵でした。
自分の作品と写真を撮り、全員で記念写真を撮り、また学校祭の準備のために学校に戻るというハードスケジュールでしたが、皆元気に活動していました。
短時間ではありますが、日本文化の一つであるいけばなを体験できたことは大きな喜びであったようです。
準備から当日の後始末までいけばなインターナショナル札幌支部の皆様には本当にお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
滞在は折り返しを過ぎました。7月16・17日の学校祭に向け、クラスメイトとともに一体となり学校生活を楽しんで過ごしてくれることを願っています。アメリカにない学校祭の盛り上がりを体験して、お別れの会の後20日には日本を離れますが、最後まで元気に有意義な経験を積んでいって欲しいと願っています。
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