広島支部では、6月4日（土）東広島支部主催の「白壁の街めぐりとお茶会」に参加しました。
今回は東広島支部、尾三支部、広島支部に加えて山口支部も参加し、留学生13名、ボランティア14名の総勢27名のにぎやかな行事となりました。
まずは賀茂鶴酒造株式会社「蓬莱庵」にて裏千家脇坂先生に茶道を体験させていただきました。
蓬莱庵は、賀茂鶴酒造の正面に座る御茶屋本陣の門の中に、池泉を配した閑静な平屋造りの建物です。和の情緒と風情を漂わせるしつらえ、庭、わびさびを感じさせる庵と茶室は皇室の方をもてなしたこともあります。普段はなかなか入ることのできない場所ですが、AFSの理念に賛同してくださった賀茂鶴酒造の元専務川崎様のご尽力により、この行事が実現できました。
お茶会では先生方が英語の説明をご準備くださいっていて、留学生たちは建物やお茶の作法などについての説明を興味深そうに聞いていました。
慣れない正座をしている留学生に、「楽な姿勢でどうぞ」と先生から声がかかると皆の表情が和らぎました。それでも、女子は失礼のない程度に足を崩すくらいで頑張っていました。
初めに先生の点てたお茶を頂き、二服目は自分で点てたお茶を味わいながらきれいに飲んでいました。
最後に、それぞれの国の言葉で「ありがとう」を言い、お茶会は和やかに終了しました。
午後からは東広島市が世界に誇る地元企業サタケを訪問し、穀類が収穫から食卓に上がるまでに至るすべての工程に必要な機械を製造する工場を見学させていただきました。英語で詳しく説明くださり、大変勉強になりました。
その後、浴衣を着た東広島市観光協会のボランティアガイドさんに、酒蔵と白壁の街並みを案内していただきました。川崎様も装い新たにボランティアガイドとして同行してくださいました。
今年はあいにく雨の中の散策となりましたが、和気あいあいと楽しく街歩きをすることができました。
今回の行事も多くの方々のご厚意により無事に催すことができたことに感謝いたします。
支部へのお問合せ
（公財）AFS日本協会 広島支部
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（公財）AFS日本協会 東広島支部
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