5月24日(日)、来日1〜2ヶ月の留学生(春組生)のローカルオリエンテーションを行いました。
ここまで日本社会への適応はどうか、現在困っていることはないか、今後、どのような方向に自分の留学生活を向かわせて行くか、一緒に考えました。
「日本食は美味しいけど、味付けが醤油味ばかりで単調」「クラスの皆は親切だけど、まだ近しい友達は出来ていない」「来日当初よりは日本語がわかるようになってきたけど、まだ自分の思っていることを伝えられない」などなど…。
毎年、この時期に生徒から聞きとる内容は似ています。
ちょっと「センパイ」の秋組のベルギー生が、ステキなコメントを言ってくれました。
「日本人の生徒たちは、恥ずかしかったり、話しかける勇気がなかったり、なのかもしれない。こっちから話しかけてみると、意外に友達になれちゃうよ」
「自分のやりたいことは周りの大人の人(ホストファミリー、先生、AFSのスタッフ)に一生懸命伝えていくと、道が拓けてくるよ」
「私も最初は日本語に自信がなかったけど、話す機会は失敗を恐れず積極的に話すと、段々上手になる」
同年代の、同じ留学生という立場からのコメントは、心に響いたと思います。
今年は初めての試みで、前年度の生徒たちのビデオメッセージを最後に見てもらいました。食い入るように見つめ聞いている生徒たちの真剣な姿勢。この留学が終わる頃には彼らにも、来年度の生徒にビデオメッセージをお願いすることになるでしょう。
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