選考内容は同じです。国によって定員が設けられていること、奨学金は原則A・B日程での受付となることから、できるだけ早い日程での応募をお勧めします。

応募可能です。選考試験通過後は、事前準備のひとつとして現地言語の学習に積極的に取り組んでください。
帰国生調査によると、約8割の生徒が出発時には挨拶や簡単な文章がわかる程度の語学力でしたが、帰国時には約4割が日常生活に困らない程度、さらに別の約4割がより複雑な言葉を使ってコミュニケーションをとることができるようになったと回答しています。語学力の向上にはホストファミリーや友人と積極的なコミュニケーションをとり、地道な努力を続けることが大切です。

73期から応募時に英検🄬が必要になりました。必要な書類は以下のいずれかとなります。

アメリカを希望する場合
・英検®CSEスコア1980以上の合格証明書
・英検®準１級以上を受験した際の英検®CSEスコア証明書（リーディング・リスニング・ライティング：1520点以上、二次試験 (スピーキング)：460点以上）

アメリカ以外を希望する場合
・英検®CSEスコア1728以上の合格証明書
・英検®２級以上を受験した際の英検®CSEスコア証明書（リーディング・リスニング・ライティング：1322点以上、二次試験 (スピーキング)：406点以上）

アジア・中南米のみを希望する場合
・英検®CSEスコア1456以上の合格証明書
・英検®準２級以上を受験した際の英検®CSEスコア証明書（リーディング・リスニング・ライティング：1103点以上、二次試験 (スピーキング)：353点以上）

※ただし、出国までにいずれの国の派遣生も英検準2級～2級相当以上の英語力を身に付けておくことを推奨しています。なお、アメリカ希望者は選考後にAFSが実施するELTiS(英語試験)で800点満点中689点のスコアが必要となります。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

通知表の平均値や定性的な学業態度などから総合的に判断していただいてください。スイス派遣の場合は学業成績上位1/4以上、その他の国は学業成績が中程度であることが必要です。応募時の「和文推薦書」に成績順位を先生に入力いただく項目があります。一次合格後の英文書類作成のタイミングでは、過去3年分の英文成績証明書を提出していただき、受入国の審査に進みますのでご準備をお願いします。

はい、和文推薦書は応募する選考日程のたびに提出してください。内容に変化が無い場合は、同じ内容の和文推薦書でも問題ありません。

選考試験通過後は、英文書類の作成やオリエンテーションへの参加、家庭訪問、オンライン学習などが必須準備として予定されています。
自主学習においては、現地言語の基礎学習および英語力の向上に努めてください。

ホストスクールでの授業は基本的に現地の言語で行われます。
AFS年間派遣プログラムでは希望国は選べますが、配属地域やホストファミリーやホストスクールを希望/指定することは出来ません。現地の家庭や友人と積極的なコミュニケーションをとり、地道な努力を続けることが大切です。

AFSでは高校生を海外に派遣するだけではなく、海外から日本に高校生を受け入れる事業も行っています。
ホストファミリー体験を通じて異文化理解の学びに触れることは、自分が留学するときの生活や異文化体験をイメージし、よりよい準備を進めることに繋がります。
お住まいの地域にAFS日本協会の支部や活動がある場合は、ぜひ積極的に検討してください。
参照：連絡先とアクセス ー 支部一覧
応募時までにAFS留学生のホストファミリーになっていただいた方、または一定期間までに受け入れ予定がある方には、選考試験における優遇制度も設けています。

AFSは世界100ヶ国で相互交流を行っている国際的な団体ですので、留学先の国には様々な国からのAFS留学生が集まります。特に留学初期においてはオリエンテーションなど英語に接する場面も多いので、どの国に留学する場合でも、出国までに英検🄬準2級～2級相当の英語力を身に付けていることを推奨しています。
また、多くの国で現地語と外国語の授業がありますので、現地語で英語を学ぶ機会もあります。

AFS留学生は聴講生という形でホストスクールで学びます。必ず毎日通学し、宿題を提出することが最低限の義務となっています。
場合によっては現地の定期考査や小テストを受ける必要もありますが、詳細はホストスクールの先生や配属支部のボランティアに相談しましょう。
日本に来る留学生のケースを例にとると、古典や日本史などの授業の時間を図書館での自学自習に切り替えてもらえるよう先生に相談する留学生がいたり、古典のテストに挑戦し満点を取る留学生がいたりします。
現地では自発的に、自分自身の言葉で相談・説明する姿勢が大切です。

現地のAFS事務所や支部が適応状況に問題ないと判断し、AFSに適切な申請を出して許可された場合に限り、ホストファミリーやAFSボランティアなどの管理のもと、旅行できるケースがあります。留学中は日本の保護者の現地での面会も、AFSに申請する必要があります。
一時帰国は基本的に認められていませんので、何らかの事情で一時帰国が必要な場合は、その時点でプログラムが終了（早期帰国）となることがあります。

AFS留学生はあくまで聴講生という形でホストスクールに通学します。卒業認定を受けることはできません。

AFSの支部は、異文化体験を通して視野を広げたAFS帰国生やその保護者、留学生を自らの家庭に受け入れ心を通わせたホストファミリーや学校の先生などの背景をもつ無償のボランティアで構成されています。知識と経験を活かしながら、AFSプログラムに参加する人々がよりよい異文化体験ができるよう、様々な学習・交流イベントを企画します。各国AFS組織には支部があり、日本国内にも約70の支部があります。同じ国に留学しても支部によって行事の内容や頻度は様々です。