地球市民を育てる
AFSはICL®(Intercultural Learning/異文化学習)を通じて地球市民の育成に貢献する、世界的な教育団体です。互いの違いを尊重し、ともに生きる力を育みます。
異文化体験:学びの旅へ
留学
AFSプログラムには、異文化体験を学びの機会に深めていくための、様々な要素が組み込まれています。
ボランティア
AFSボランティアは、自らも異文化理解について学びながら、留学生やホストファミリーの異文化学習をサポートします。
ホストファミリー
AFSは「家庭内に外国の生徒を受け入れる」という体験が、異文化学習の機会となるよう支援します。
学校
AFSは学校が異文化理解のためのワークショップや交流プログラムに取り組めるよう支援します。
異文化学習は、「21世紀型能力」を高めるものです
視野を広げる
-世の中に対して、また、自分自身に対して
違いを学び尊重する
-多様性こそが社会を強く、面白くすると考えられるように
文化の垣根を越えて協働する
-慎重に、気を配りながら
相手の文化をきちんと理解する
-相手にも、新しい考え方のヒントを与える
STEMの分野で使えるスキルを高める
-批判的思考や問題解決の経験を通して(※STEM:科学・技術・工学・数学)
AFSのグローバル・コミュニティの一員になる
-文化間の懸け橋となり、ともに多様性のある社会を目指す
AFS & UNESCO
AFSは2015年にUNESCOのオフィシャルパートナー(consultative status)として認められました。
地球市民教育の推進のため、協同イベントなど様々な取り組みが行われています。
AFS地球市民教育が賛同していること
国連「持続可能な開発目標(SDGs)」目標4
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、 生涯学習の機会を促進する
“持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。“”
AFSの理念
AFSの目的
AFS は国際的なボランティア団体であり、営利を目的としない民間の組織である。
より公正で平和な世界の実現に必要な知識、能力、理解力を多くの人びとが身につけるため、さまざまな異文化と接する機会を提供することを目的とする。
AFSの基本的価値観と立場
多様性に満ちた世界において、平和と相互理解の推進のため行動する、責任ある地球市民を育てようとAFSは考える。平和は常に、不正、不公正、偏狭な心によって脅かされる危ういものだと認めるからである。
AFSはすべての個人すべての国と文化に、それぞれの尊厳と価値があると確信し、その考えが広く確立されるよう努力する。そして、人種、性、言語、宗教、社会的地位の違いとは無関係に、人権と基本的自由が尊重されるよう、その実践を推進する。
AFS活動は人間の尊厳、違いの尊重、調和、感受性、寛容の精神という基本的価値観に基づいて行われる。
-1993年開催 AFS世界会議で採択
受賞情報
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奈良県内の留学生・研修生の日本語による体験発表会(奈良支部)
2023年12月16日土曜日 奈良県留学生・研修生の日本語による体験発表会が県内高校の講堂で行われました。 -
日本語スピーチコンテストでスリランカ生とコスタリカ生が入賞(札幌支部)
2023年8月5日に、札幌国際大学で日本語スピーチコンテストが行われ、30名がエントリーした中、札幌支部のスリランカ生が3位、コスタリカ生が特別賞を受賞しました。 -
全国弁論大会でフィリピン生が招待弁士として記念表彰(大分中部支部)
2021年12月3日、中津文化会館(大分県)で「福澤諭吉記念第60回全国高等学校弁論大会」が開催されました(中津市主催)。岩田高校に留学中のフィリピン出身イアン・カルロ・コルテスさんが、招待弁士として出場し、記念表彰されました。