ポルトガル

ポルトガルは、ダンスやポルトガル民謡のファド、音楽が好きな高校生にとって魅力的な留学先です。リスボンのような国際都市では多文化が交錯し、また美しいビーチや穏やかな気候が広がり、訪れる人々を魅了します。歴史深い大聖堂やお城の数々は文化的背景を感じさせます。険しい山々に囲まれた風景や、青空の下で新鮮な野菜や果物を売る市場の活気も魅力的です。さらに、民族独特のお祭りや伝統文化に触れることで、ポルトガルの深い魅力を体験することができます。

ポルトガルの高校生たちは、サッカーやサーフィン、ダンスなどに熱中し、週末は友達とお祭りに参加したり、ビーチでリラックスしたりするなど、楽しい時間を過ごしています。学校の後は、地元のカフェでおしゃべりしたり、音楽イベントに参加したり、アクティブな余暇を楽しむことが一般的です。

ホストファミリーと地域社会

多くのAFS生は都市部や郊外に配属されますが、本土全域に配属される可能性があります。
ポルトガルの家庭では、それぞれが家事を手伝い、身の回りのことは自分でするなど、自立心と責任感が求められます。
また、週末は家族一緒に郊外のセカンドハウスやビーチで過ごします。
食事はポルトガル人の生活にとって非常に重要です。家族でゆっくり食事を楽しみます。

学校生活

AFS生は公立高校に配属されます。一般コースへの配属となった場合、科学・技術、社会科学・経済、言語・文学、美術などの中から選択した科目を勉強します。職業訓練を目的とした専門コースや、芸術コースへの配属となる可能性もあります。
ポルトガルの学校では通常、課外活動は行っていません。授業は8時半に始まり、18時半ごろまで続きます。授業時間が長く、大変なチャレンジになると思いますが、一方で人々と出会い、友達を作り、ポルトガルの言葉や歴史、文化を学ぶ素晴らしい場となるでしょう。

言語

公用語はポルトガル語です。言語をサポートするためにAFSポルトガルは参考書やオーディオ教材を提供します。
ホストスクールでポルトガル語を母国語としない学生に向けた語学研修の機会（グループもしくは個人）が設けられる場合があります。

食生活

ポルトガルではシーフード料理が人気です。その他にも肉料理（ポーク、ラム、ビーフ、チキン、ラビット）、パン、チーズ、果物や野菜などが食卓に並びます。
街ではさまざまなお菓子のお店を見つけることができます。特に「パステル・デ・ナタ（エッグタルト）」はポルトガルを代表するスイーツで、カフェやベーカリーで気軽に楽しめます。
カフェ文化も根強く、エスプレッソベースのコーヒーを片手におしゃべりを楽しむのが日常の光景です。