パラグアイは長い歴史とサッカーへの情熱、魅惑的な自然を有する国です。
先住民族のグアラニー族の文化と、植民地時代に持ち込まれたスペイン文化の融合が独特な文化を作り上げてきました。その歴史的背景から人々は温かく友好的で、訪れる人を歓迎する国民性です。
プログラムに参加するAFS生に、喜んで川沿いの首都アスンシオン、イエズス会伝道師の遺跡、さまざまな国立公園を紹介してくれるでしょう。

パラグアイの高校生は、週末友達と一緒にスポーツやピクニック、パーティーや映画へ出かけたり、公園で過ごたりします。ダンスはパラグアイの文化を語る上でとても重要です!
若者は非常に勉強熱心で、平日は主に宿題をして過ごします。

ホストファミリーと地域社会

パラグアイ人の多くが「メスティーソ」と呼ばれるヨーロッパとラテンアメリカの先住民(インディオ)の混血で、スペイン語とグアラニー語の2か国語を話します。
パラグアイ人はとても陽気で人懐こく、ゆったりとのどかな暮らしをしています。
またパラグアイの人々は古くから伝わる芸術、工芸、音楽、ダンスの伝統を大切に守っています。
家族は生活の中心です。親は子どもを大切にし、特に女の子に対しては保守的です。
社会的な行事や、休暇、週末は家族で過ごします。
AFS生は都市部へのアクセスがしやすい小さな街に配属される傾向があります。

学校生活

ホストスクールは主に、バカロレアコース(文系、社会科学系、基礎科学技術など)と技術系コース(工業、サービス、農畜産、保健など)の2種類です。
AFS生は公立と私立のいずれにも配属の可能性がありますが、私立学校は通常、カトリックまたは宗教団体によって運営されていることに留意してください。
グアラニー語は、すべての学校で必須科目となっています。大半の学校で制服の着用が義務づけられています。

言語

パラグアイの公用語はスペイン語とグアラニー語で、ほぼ全てのパラグアイ人がどちらも理解します。
プログラム開始前にオンライン語学講座の提供が予定されています。
指定レベルまでの修了が求められ、未達の場合費用の自己負担が発生することがあります。

食生活

パラグアイの料理は、グアラニー族、スペイン料理、近隣諸国からの移民に由来する料理の影響を顕著に受けており、様々な料理や調理法がミックスされています。
主産物である肉料理を中心に、トウモロコシ、米、ジャガイモ、小麦などを使った料理や果物がよく出されます。
伝統的な料理のひとつが、トウモロコシの粉に卵、牛乳、チーズ、タマネギで作ったコーンケーキ「ソパ・パラグアーシャ」です。
パラグアイでは、どこでも野菜や果物を安く手に入れることができます。
食事の時間(特に日曜日)は家族にとって大切なコミュニケーションの場です。

パラグアイ紹介動画

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