スイス留学レポート 自分にとって一番の留学になるように
到着した日の夜、ホストファミリーにおやすみといって自分の新しいベッドに寝転んだとき、自分の留学がついに始まったんだ、とゆっくり感じ始めた。
到着した日の夜、ホストファミリーにおやすみといって自分の新しいベッドに寝転んだとき、自分の留学がついに始まったんだ、とゆっくり感じ始めた。
私にはお気に入りの時間がありました。それは夕食後のおしゃべりタイムです。スイスでの楽しい日常が急に終わってしまうと考えると泣きそうになりましたが、残り少ない時間を笑顔で過ごすと決め、涙を必死にこらえていました。ホストマザーが私を抱きしめ「私達は待ってるからいつでも戻っておいで」と言ってくれた言葉に家族の愛情を感じました。
言葉が分からない焦りの中でたどり着いた結論は、ただ声をかける、遊びに誘う、そんな簡単なことだった。自分から話しかける毎日のおかげで、言葉がわかる日本にいた時よりも人とのつながりが密なものになったと思う。
留学先はスイスに決めました。母の影響で小さな頃から観ていたハイジが暮らすスイスは私の大好きな物で溢れた印象だったからです。大自然の中で自分を見つめ直したかったのです。スイスで「新たな自分探しの旅」がスタートしました。
言葉がたいしてわからなかったとしてもホストファミリーと仲良くなったり、友達を作ったりと楽しめるということです。難しいことは言えなくても自分から話すようにしていると友達からも話しかけられるようになりました。
留学中、最も印象に残っているのは学校のコンサートでバイオリンを演奏したことです。私の中では最高の演奏を学校で行われたコンサートですることができました。
小さい頃からずっと惹かれていたスイスですが、実際の生活は私の期待を裏切りませんでした。 都市部でも自然に恵まれ、登山をしたり、湖で泳いだり…。スイス人の多くは自然との付き合い方をよく知っています。
私の住んでいるチューリッヒではドイツ語が訛ったスイスドイツ語が話されますが、これを聞き取れるようになるには、とにかく会話をたくさん聞くしかありません。
私がスイスで生活していけたのも家族や友人たちのおかげです。 2つの素敵な家族に恵まれ、AFSの仲間や、学校など色々な場所で知り合った友人たちはかけがえのない存在です。