スウェーデン留学レポート スウェーデンで過ごしたかけがえのない日々
第一志望のスウェーデンは、北欧へのほのかな憧れと、福祉国家をこの身で体験したいと思ったからでした。ルーティンの生活から抜け出し、遠い未知の世界で違う価値観に触れ、自分を見つめなおせたのは人生において本当に有意義で貴重なことでした。
第一志望のスウェーデンは、北欧へのほのかな憧れと、福祉国家をこの身で体験したいと思ったからでした。ルーティンの生活から抜け出し、遠い未知の世界で違う価値観に触れ、自分を見つめなおせたのは人生において本当に有意義で貴重なことでした。
スウェーデンに1年留学をしていたということもあり、海外の人と交流するのが好きで、バックパッカーとしても50か国くらい旅をしました。いつかは日本に来る外国人の人たちに同じように楽しい経験をしてほしい、という思いがずっとありました。
言語は一番、その国の文化が表されていて、スウェーデンのすべてが詰まっています。友達とスウェーデン語で話すことによって、私のスウェーデン語はどんどん伸びていき、また授業も少しずつわかるようになっていきました。
このたった5か月の間、自分の本当の家族と離れ、異国で暮らすことによって、感じたことのない孤独を知り、自分とは無関係だと思っていたホームシックにかかり、自分の知らなかった自分に出会い、悩み、夜な夜な泣いた日々は数え切れませんが、確実に大きく成長している気がします。
スウェーデンは、薄暗く長い冬を過ごしますが、部屋の中ではキャンドルや暖炉の灯を楽しみます。クリスマスの時期に窓の外の雪景色とほのかな灯りをみながらホストファミリーと過ごした時間は、素敵な思い出です。
夢にまでみたスウェーデンでの留学生活は驚きの連続です。 特に学校では、考え方の違いがたくさんあることを学びました。
スウェーデン人はとにかく家が大好きで、大人も子どもも仕事や学校が終わると、みんないち早く家路につきます。お父さんもお母さんも仕事が終わるのが本当に早くて、いつも6時には家に帰ってきていました。夕方は、毎日台所で夕食の準備を手伝い、天気がよい日はいつも庭で食事をしました。
私は今、スウェーデンの一番南の県、スコーネに住んでいる。ここは昔デンマーク領だったこともあり、地形や言語などデンマークに似ている部分が多い。私も今はほかの県から来た人がびっくりするくらいたくさん方言を話している。
スウェーデンについて良いこと悪いことたくさんのことが分かったが、それよりも私は違いを感じることによって、日本はどういう国であるのかということ、日本について知らないことがたくさんあったことを感じることができた。