留学レポート 人生を大きく変えるフランス留学
私は奨学金を頂いて、2015年の9月からフランスに派遣されていた立川目まどかです。 まずは、皆様のご協力で約10か月の留学を無事に終えることができたことに感謝します。
私は奨学金を頂いて、2015年の9月からフランスに派遣されていた立川目まどかです。 まずは、皆様のご協力で約10か月の留学を無事に終えることができたことに感謝します。
本当に貴重な体験ができた10ヶ月でしたが、その中で一番に考えさせられたことは、人との関わり方でした。 自分が自由に操れない言語で、文化や考え方さえも違う人とのコミュニケーションはストレスを感じるものでした。
この留学を通し、「ありがとう」の重み、感謝を表そうとする力、は世界共通なのではないかなあと思いました。そして、この思いは、どんな大変なことも、乗り越えるための助けとなるのではないかと考えています。
この11ヶ月は私の人生で忘れられないような思い出になりました。 私は大好きなホストファミリーや友達に出会わせてくれるチャンスをくれたAFSにとても感謝しています。
留学中に参加した現地のオーケストラでは素晴らしい経験と縁に恵まれました。このオーケストラには小さい子から年配の方までいます。毎週金曜日の練習、コンサート、みんなで練習場を改装したり、サーカスの演奏をしたりなどです。
私とは180度も違う考えにインスピレーションを受け、共通の話題で盛り上がり意気投合する。私のぎこちない言葉に真剣に耳を傾けてくれる人達に私は巡り会えたのだ。
私がこの留学中に得た最高の宝は、人との縁です。留学中は、様々な人に出会い、その一つ一つの出会いが私の宝となっています。特に、他の国から来た留学生との友情は、一生の宝です。
日本の真裏にあるボリビアには、日本とは真逆の文化や習慣があり、一年間を通して、今まで私が培ってきた常識が良い意味で覆されました。そして、世界というものは、こんなにも多様で面白いのか、と実感しました。
去年の8月、日本を旅立ってから10ヶ月間、様々な経験をした。英語、文化の違い、ホストファミリー、友達に悩んだ日々さえも懐かしく、愛おしい。人生の中のたったの、されど10ヶ月。一生ものの関係ができた。