留学レポート 世界は広く様々な人がいる
他の国からドイツに来た留学生と関わっていく中で、行動力の高さやコミュニケーション能力の高い彼らから多くの影響を受けています。そして世界は広く様々な人がいるということを改めて実感しています。
他の国からドイツに来た留学生と関わっていく中で、行動力の高さやコミュニケーション能力の高い彼らから多くの影響を受けています。そして世界は広く様々な人がいるということを改めて実感しています。
ドイツでの暮らしは、非常に悠然としていてそれでいて規則的であった。中世の暮らし、とでも形容できると私は思う。物を大切に扱い、家族との絆を深め、勿論友達や知人も温かく受け入れる。
とにかくドイツ語に慣れるために、最初の1ヶ月目は現地の高校には通わず、現地の小学校に通うことになりました。僕は、なにがなんだか分からないまま小学校へ行くことが決まったため当惑していました。
私はこの留学中に、いくつものかけがえのない体験をする事が出来ました。特に印象に残っているのは、小さな音楽コンサートでの事です。私が住んでいる村でコンサートが行われ、私は何曲かピアノの演奏を弾くよう頼まれました。
両親は毎日仕事で忙しかったのですが、帰ってくると家族で夕食を取り、その日の出来事などを話し合いました。家族が一緒にいることをすごく大切にするファミリーだったので、休日の朝食は必ず皆で食べるというのがルールでした。一度寝坊して怒られたのは良い思い出です。
ドイツと日本の学校生活の違いは、やっぱりなんと言っても学校での過ごし方が自由だということです。日本のように校則に縛られる事がほとんどないため、まるで大学のように空き時間には自由に友達と好きな事ができます。
私はほぼ毎晩1時間ほどホストパパやホストママと話すことを習慣にしていて、ドイツのローカルな話やことわざ、私たちが住んでいる地域の事、ヨーロッパの言語の成り立ち、DDRやナチスの事、黒い森地方の話などなど、留学したからこそ知れるちょっとした小話を聞けるので私はこの時間がとても気に入っていました。
3ヵ月を乗り越え、4ヵ月が過ぎた今、日本にいたときよりは自分自身が少しは成長したかな、と感じています。ドイツ語はもちろんですが、今まで親に頼りきっていた面が改善され、行動力やお金の使い方、時間の使い方、そして自分を見つめ直す力がついたと思います。