留学レポート 幻の鳥ケツァールに出会う
私がコスタリカを選んだ理由の一つに自然の豊かさがありましたが、北海道とは全く違う自然環境に驚きの連続でした。学校をハチドリが飛び回わり、野生のナマケモノ、ウミガメ、アルマジロなども見かけました。さらに念願であった漫画「火の鳥」のモデルとされる幻の鳥ケツァールにも出会うことができました。
私がコスタリカを選んだ理由の一つに自然の豊かさがありましたが、北海道とは全く違う自然環境に驚きの連続でした。学校をハチドリが飛び回わり、野生のナマケモノ、ウミガメ、アルマジロなども見かけました。さらに念願であった漫画「火の鳥」のモデルとされる幻の鳥ケツァールにも出会うことができました。
コスタリカの自然は未だに感動の連続です。私が住むプリスカルは標高が高いため、「暑いコスタリカ」ではなく、朝晩は長袖が必要なほど冷え込みます。それでも家々の庭にはマンゴーやバナナ、アボカドの木が生え、学校の中庭を毎日の様にハチドリが飛び交う、北海道とは全く異なる南国の風景が広がっています。
私は、今回の留学で語学を学び、人として成長できたと思います。なぜなら、今までまったく体験したことのないことや、日本にいただけでは気づかなかったであろうたくさんの事を発見できたからです。
留学なんて全くかっこいいものでも何でもなかったのです。言ってしまえば毎日のように恥をかき、辛いことの方が多い日々。それでも少しずつ成長していく、それこそが留学であり、その上で文化を学び伝えあっていくのだと思います。
なぜこの国を貧しいと感じなかったのか分かりました。ここに住む人々の相手を気付かう優しさや笑顔の豊かさが、この国をより豊かに魅力的にしているのです。またそれと同時に、ただ金銭的な面だけでその国の貧富を区別してきた自分の勝手さにも気付かされました。