帰国生インタビュー 鳥飼玖美子さん
AFSの仲間は、異質なものに対するオープンな心や、コミュニケーションを大事にしてきちんと意見を言うという共通点があります。それは高校時代の1年で身に付けた、目に見えない宝だと思いますね。
AFSの仲間は、異質なものに対するオープンな心や、コミュニケーションを大事にしてきちんと意見を言うという共通点があります。それは高校時代の1年で身に付けた、目に見えない宝だと思いますね。
AFSでの体験はその後のキャリアに全部生きていますね。直截的なのは、アメリカ史を専門とし、アメリカ研究をやっていることです。17~18歳という、未熟で柔軟性がある年頃に色々な地域の方と出会うと、影響を受けないわけはないですよね。
AFSは本当に歴史の古い団体ですから、世界中の思わぬところで「元AFSです」というリターニー(留学経験者)に出会うわけです。初めて会話をするはずなのに、もう既に10も100も会話をしたような関係まで一気にいけるというところが、AFSで留学した一番のメリットですね。
大学生での留学と、高校生での留学で決定的に違うのは、留学期間中のライフスタイルだと思います。高校生は家族と寝食を共にして、学校に行けばクラスがあって、クラスメートと深く関わっていくので、関係が非常に濃くなります。
AFS日本協会は2008年に「AFS日本協会アーカイブス」を開設し、初期のニュースレターや写真、新聞記事などの整理を主な活動としてきましたが、今年、新たな活動として映像資料の制作を開始しました。
AFS日本協会は2008年に「AFS日本協会アーカイブス」を開設し、初期のニュースレターや写真、新聞記事などの整理を主な活動としてきましたが、昨年から新たな活動として映像資料の制作を開始しました。