【実施概要】
- 日程:2019年8月13日(火)~8月16日(金)
- 会場:京都府立るり渓少年自然の家(京都市)
- 参加対象:国内在住の中学2年生~高校3年生および年齢該当者で、異文化交流に興味と意欲を持ち、集団生活に心身ともに適応できる方(国籍は問わない)
- 参加費:25,000円
今年の目標は、昨年のキャンプ後のアンケートで出た意見を、改善できる点は改善し、より満足度の高いキャンプを作り上げること。コンセプトが「MEET NEW ME」なので、参加者はもちろんスタッフも新しい自分に出会うきっかけとなるキャンプにすることがいちばんの目標です。
台風が接近し、少し不安もありましたが大きな怪我やアクシデントもなく無事に3泊4日のキャンプを成功で終えることができました。
今年度のキャンプでは昨年のアンケート結果にあった「もう少し英語を話す時間が欲しい」という意見をもとに、新しいプログラムを作り、キャンプで行いました。
内容はそのプログラム中のみ公用語を英語と設定し、留学生が母国語をレクチャーするというもので、日本人参加者が英語で質問したり、会話をしたりする空間を作りました。母国語が英語以外の留学生から言語を教えてもらうことによって、英語以外の言語に触れることができ、日常生活の中で触れる機会が少ない言語にも、興味を持つきっかけになって欲しいという意図でこのプログラムを作りました。
母国語を日本人参加者に教える留学生はすごく生き生きしていて、日本人参加者もたくさんの言語に触れることができ、また英語を主にたくさんの言語に触れる絶好の機会となりました。
昨年のアンケートで4日目が短いという声が多数あったため今年は4日目の時間を延ばし、前述した新しいプログラムを作ることで、より内容の濃い4日間を作ることができました。
留学生も日本人参加者も日を追うごとに距離が縮まり、表情が明るくなったり、会話が増えたりする姿を毎日見ることがスタッフ一同の喜びであり、モチベーションとなっていました。留学生には自国紹介や、新しい多言語プログラムで母国語を日本人参加者に教えるなど、前に立つことが多かったですが、すごくキラキラした表情で前に立つ姿が印象的でした。また留学生が班の中心となって班活動を行う場面が多く見受けられ嬉しく思いました。
一番の目標としていた「MEET NEW ME」、新しい自分に出会うことですが、4日目に設けている留学生と日本人参加者だけでキャンプを振り返るディスカッションの時間で、全班から「MEET NEW ME できた」と発表がありました。この言葉でスタッフは達成感を強く感じることができました。
また参加者だけでなくスタッフも非日常空間の4日間、さらにはキャンプまでの準備期間で新しいことに挑戦し、時間を過ごすことでそれぞれが新しい自分に出会うことができたと感じています。参加者からも、そしてこのキャンプを成功させたスタッフからも満足度の高いキャンプができたのではないかと代表として感じています。
過去のキャンプレポート:2018年 京都キャンプレポート | 2017年 京都キャンプレポート | 2016年 京都キャンプレポート
この記事のカテゴリー: 国際交流キャンプレポート
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