【実施概要】
- 日程:2019年7月14日(日~7月15日(月・祝)
- 会場:宗像グローバルアリーナ(福岡県)
- 参加対象:国内在住の中学1年生~高校3年生および年齢該当者で、異文化交流に興味と意欲を持ち、集団生活に心身ともに適応できる方
- 参加費:15,000円
キャンプ期間が他のキャンプよりも短いため、すぐに参加者・スタッフ・留学生、全員が打ち解け合えるようなアクティビティー(ゲーム形式の自己紹介や人間知恵の輪)を行いました。そうすることで、自然とコミュニケーションが生まれました。
プレゼンテーションやお国紹介、ディスカッションを通して、新たな情報を知り、異文化に触れ、考える事で彼らの好奇心をくすぐると同時に、新たな価値観や考えをインプットする機会にもなりました。さらに、それらをどのように感じたのか、どう自分に影響したのかをアウトプットすることもできました。
また、今まではグループ固定で特定の人たちとの交流が主になっていましたが、今回はより多くの人たちと関わって欲しいという願いから、グループの垣根を超えて多くの人と交流できるようにするために、キャンプ参加者全員で行うアクティビティー(CUPS・キャンプファイヤー・歌)を企画し、実施しました。結果、グループ内だけではなく、他のグループ同士でのコミュニケーションもあり、年齢や国籍関係なく、参加者全員が一つのチームになりました。
今回は、九州外からも留学生を招くことができ、バラエティーに富んだ参加生が多く集まった年でした。留学生はスタッフも含めると10名以上が集まり、また、国もそれぞれ違うため多くの違いを知る・学ぶことができた良い機会だったと思います。
日本人参加生・留学生は、私たちが考えたアクティビティーを通して、楽しみながら、異文化を感じ、相違点を知り、それらを自然に受け入れ、柔軟に対応しており、その姿を逞しく思いました。また、積極的に交流しようと取り組む参加生が多かったように思います。例えば、小さな会話の中で生じた疑問点をすぐに解消しようと、質問したり、討論したりする生徒がいたり、キャンプ参加前からどのようなことをしたら良いのか事前に考えていた生徒がいたりしました。そのような姿勢が多くの人のいい刺激になったのではないかと思います。
このキャンプを通していつも感じるのは、友達になるのに国籍や時間は関係ないということです。他のキャンプよりも日数が少ない(一泊二日)のですが、最終日には涙する子もいるのです。こんな短期間で、このような関係が構築できることの素晴らしさ、そしてこのキャンプをやる意味を実感させられました。
年々、留学生・日本人参加生の減少が問題となっているので、広報活動に力を入れて行きたいと思います。また、キャンプの日数も長くできるように尽力したいと思います。来年も多くの日本人参加生と留学生を迎えて、今年度の反省を踏まえて、よりよい国際交流キャンプが作っていけるように引き続き頑張っていきたいと思います。
過去のキャンプレポート:2018年 福岡キャンプレポート | 2017年 福岡キャンプレポート | 2016年 福岡キャンプレポート
この記事のカテゴリー: 国際交流キャンプレポート
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