【実施概要】
- 日程:2018年8月15日(水)~8月18日(土)
- 会場:千葉県立鴨川青年の家(千葉県鴨川市)
- 参加対象:中学生3年生〜高校3年生及び年齢該当者で、異文化交流に興味と意欲を持ち、集団生活に心身ともに適応できる方
- 参加費:33,000円
今年の目標は「Seize the Chance!!~チャンスを掴め~」。自分の思いを共有してみる、留学生と話してみる、いつもとは違う自分になって弾けてみる、人見知りだけれど声をかけてみる、くだらないことに本気で取り組む、何かを好きになってみる。挙げだしたらきりがないくらいキャンプはチャンスで溢れています。そんなチャンスを逃さず、キャンプで自分革命を起こしてほしいと考えました。
1日目はジュラシックパークの世界を演出しながら、施設を巡るウォークラリーを行いました。初日ということもあり緊張していた参加者もすぐに打ち解け、アクティビティを共にする中でお互いの自己紹介なども行うことができました。
2日目の午前中は1回目のディスカッションを行いました。自分の人生における「チャンス」について考えながら、言語や育った環境の壁を越えて話し合いました。昼食の前後では運動会を行い、体を動かしたり水鉄砲を用いたゲームなどを行ったりして、班での団結を一層深めることができました。午後はそれぞれのブースを巡りながら国旗や挨拶、各国の歌、食べ物や言語にまつわるクイズと、その国の子供たちに馴染みのあるゲームなどを実施し、国際理解を促進するアクティビティを行いました。ここでは、事前に留学生に行ったアンケートをもとに、実際に今一緒の空間にいる留学生たちが育ったバックグラウンドである世界中の国々について知るきっかけになったのではないかと思います。夜にはダンスパーティーを行い、世界各国の音楽を流し盛り上がりの時間を共有することで、なかなかコミュニケーションをとることが得意でない生徒たちも打ち解けられる場となりました。
盛りだくさんの2日目を終え、3日目の午前中は新しい班でのウォークラリーを行い、午後にはタレントショーを行いました。ここで新たな班での価値観や考えに出会い、ここまでの2日間では知れなかった一面を知ることによって参加者の視野を広げることが出来ました。また、夜にはキャンプファイヤーを行いました。そのあとに行われたスピーカーズコーナーでは、たくさんの参加者が前に立ち、自分のこの3日間での変化やこれからの目標、他の参加者やスタッフへの感謝の気持ちを涙ながらに話し、このキャンプが4日間で終わるわけではなく、この先も続いていく彼らの人生のあたらしいスタートのきっかけになったことを感じました。
4日目はディスカッションと閉会式を行い、キャンプ4日間を振り返りながら、異文化理解やこれから1人1人が出来ること・やりたいことについて語りあいました。
世界各国からの留学生、日本人中高生、大学生スタッフという普段生活していたら基本的に交わることのない人が集まって、本気で楽しむからこそ生まれる「非日常感」。この4日間が生み出すのは、まさに小さな世界平和です。言語も文化も環境も超えた絆が、確かに参加者全員の心に芽を出したのではないかと思います。
≪参加者の感想≫
- 自分の人生を変えてくれた。絶対に留学に行くと決めた。(参加者)
- 鴨キャンが大好きです、また絶対に帰ってくる!(参加者)
- たった4日でこんなに好きな人たちができると思わなかったし、スタッフや参加しているみんなが自分の刺激になって無気力な自分を変えようと思えた。(参加者)
- love campers, I had thought Japan is boring and scared. But All change by this camp. I appreciate so much.(留学生)
- 最高。日本にいるすべての留学生に参加してほしい。(留学生)
- このキャンプは私にworld peaceを思わせた。I’m jealous of next years exchange students.(留学生)
- I’m grateful to all people who planned this camp. So exited, fun, and make my ambition.(留学生)
過去のキャンプレポート:2017年 鴨川キャンプレポート | 2016年 君津キャンプレポート
この記事のカテゴリー: 国際交流キャンプレポート