【実施概要】
- 日程:2018年8月6日(月)~8月9日(木)
- 会場:御殿場国立中央青少年交流の家(静岡県)
- 参加対象:中学2年~高校3年
- 参加費:30,000円
2018年度のテーマは「UP to YOU ~可能性は無限大~」。それぞれの参加者がこのキャンプをどんなものにするかは自分がどう行動するかで大きく変わる、というテーマを通して、挑戦することの大切さを伝えることを目標としました。
1日目の一番最初に行うお楽しみタイムでは、ダンス作りやディスカッションを通して緊張をほぐします。
2日目のメインは運動会。スポーツを通して言葉だけでなく心のつながりを生みます。夜にはPARTYで大盛り上がり。普段内気な子も殻を破って思いっきり楽しんでいました。
3日目には野外炊事でカレー作り。ほどよく疲れた状態で食べるカレーは、みんなで作った達成感も相まってどんな高級カレーよりも絶品に。
最後の夜は、集大成としてグループごとに作った劇の発表。そして締めを飾るのがキャンプファイヤー。歌って踊って盛り上がったあとは、3日間を振り返ってそれぞれの想いをぶつける時間に。一緒に楽しむ中では見えなかった仲間の意外な一面を見たり、感慨にふけって涙したりする参加者もちらほら。
最後には参加者からのサプライズでスタッフへ感謝の言葉が。逆にスタッフが大号泣するまさかの展開に。
グループだけで話し合える密度の濃い時間は、4日間通して設けられています。グループの目標を話し合う時間、個人で達成したい目標について考える時間、仲間と意見を交換する時間。言葉の壁を乗り越えるなかで、対話する楽しさを知ってもらえました。
「他のグループの子とも話してみたい!」そんなときに役に立つのがフレンドレターです。1日1回他の班の子宛にランダムに割り振られて手紙を書きます。手紙をきっかけに話ができるようになる参加者も。
今年初めて行った取り組みの中に「挑宣言」があります。自分がキャンプ中に達成したいことを全員の前で宣言する時間を、毎朝設けました。全員の前で宣言することでモチベーション維持につなげること、また、その宣言を聞いた他の子が「自分も頑張ろう。」と思ってもらうことを目的としました。
全日通して、約10人の参加者が自分の挑戦を宣言することができました。
≪参加者の感想≫
- 「軽い気持ちで参加してしまったけど、周りの影響を受けて自分ものっと頑張ろうと思うことができた。いろいろな場所から来た人と話すのは新鮮で自分の世界が広がったと思う。来てよかった。」「人間関係を気にせず自然体でいることができた。」「”Up to You”この言葉は私にとてとても勇気をもらえました。」「チャレンジすることの楽しさ、大切さ、友達のいること、つくることの楽しさ、、、本当にたくさんのものを学ばせていただきました。」(参加者)
- 「At first, I wanted to go home because I felt that I was the only one that didn’t understand Japanese, but the staff were really kind and helped me a lot! It became one of my greatest experiences and I am now sad to leave.」「I hope the relationships I built will last longer after.」(留学生)
- 「自分の人生でこんな機会に度とないと思うっていうくらい充実した4日間でした。本当にいい経験ができました。」「参加者の”楽しかった!”をたくさんみることができたので、悔いはありません。」(スタッフ)
過去のキャンプレポート:2017年 フジキャンプレポート | 2016年 フジキャンプレポート
この記事のカテゴリー: 国際交流キャンプレポート
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