【実施概要】
- 日程:2017年10月7日(月)~10月9日(月・祝)
- 会場:愛知県美浜少年自然の家
※2017年8月7日(月)~8月10日(木)にふくべの里粥川バンガロー村(岐阜県郡上市美並町)で予定されていたが、台風のため秋に振替開催となった。 - 参加対象:中学3年生~高校3年生および年齢該当者で、異文化交流に興味と意欲を持ち、集団生活に心身ともに適応できる方
今年度の目標は、このキャンプで普段関わることができない多くの人と交流することによって、これからに繋がる何かを得たり、考えてほしい、キャンプが終わっても出会った仲間との繋がりや得たものを大切にしてほしいという願いがあり、様々な人がいるけれど、個性を大切にし、お互い理解し認め合えるような関係になることでした。
キャンプに参加した理由や、キャンプへの意気込みもそれぞれ異なりますが、そういった違いから新たな考えを得たり交流を深めることができればいいなと思いました。
1日目
施設到着後、初めて顔を合わせる参加者(以下:キャンパー)の緊張をほぐすためにアイスブレーキングとして簡単なゲームをしました。
その後10人程度のグループに分かれてカレー作りをしました。火付けや、食事作りを通して、グループの仲間と協力することで交流を深めたり、大変なことや楽しさを共有し乗り越えることもよい経験だと考えています。
夕食後はグループごとに手持ち花火をしました。花火の季節ではないですが楽しんでいました。
2日目
施設宿泊者全員が朝7時に広場に集まって朝の集いというものを行いました。そこではラジオ体操をし、各宿泊団体の紹介をするのですが、AFSでは留学生が説明しました。その後朝食を食べ、ピースフルボンボンと名付けた作品(糸を巻き付けてできた球体のキーホルダー)を作りました。うまく進められる子となかなかうまくできない子がいましたが、グループ内で教え合って作っていました。
昼食後は、施設周辺を散策するオリエンテーリングを行いました。オリエンテーリング中、クイズに答えたりグループごとにユーモア溢れる素敵な写真を撮ったりしていました。ここでも、クイズの答えを一緒に考えたり、グループの子といろいろな話をすることで交流を深められたのではないかと思います。
施設へ帰ってきて夕食を食べた後、みんなが待ちに待ったキャンプファイヤーをしました。キャンプファイヤーの点火式があり、その後、参加者とスタッフ全員で燃えている組木を囲い、歌に合わせて踊ったり、アップテンポの曲になると走り回ったり、一体となって楽しんでいました。
3日目
朝の集いを行い、朝食を食べた後、タレントショーといって各グループがそれまでに自由に準備してきた歌やダンス、劇などを発表しました。タレントショーの準備はキャンパーだけで進めますが、みんながそれぞれ案を出したり、教え合って練習しますが、ここでも仲が深まります。
どのグループも短い練習時間の中でよくここまで仕上げられたな、と感心するものばかりで、グループの個性が溢れていたしグループ一体となって楽しそうにしている姿やひたむきな姿に感動しました。
閉会式では、協賛している企業の紹介があり、感謝の声があがっていました。様々な人や会社が同じように社会貢献活動をすればより良い世界になるのではないかと考えているキャンパーもおりました。
閉会式が終わるといよいよ解散で、別れを惜しむ姿や記念撮影をしたり、最後の時間をそれぞれが思い思いに過ごしていました。
このキャンプ参加者の多くは、国際交流がしたいと思っている人だと思います。
様々なアクティビティを通して、日本人参加者や留学生が交流している姿や、楽しそうな姿、笑顔を見ると、国際交流に協力できたことを嬉しく思います。
この記事のカテゴリー: 国際交流キャンプレポート
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