【実施概要】

  • 日程:2017年7月16日(日)~7月17日(月)
  • 会場:宗像グローバルアリーナ(福岡県宗像市)
  • 募集対象:国内在住の小学5年生~高校3年生および年齢該当者で、異文化交流に興味と意欲を持ち、集団生活に心身ともに適応できる方
  • 参加費:小学生11000円、中高生14000円

今年度は「Hello world!!」とキャンプテーマを掲げ、このキャンプが参加者にとって新しい価値観との出会い・異文化理解のきっかけの場になるよう、またそれが世界平和の一歩となるよう、企画・運営をおこないました。

小学生20名、中学生28名、高校生17名、九州の8支部(博多・福岡・福岡南・熊本・玉名・長崎・宮崎南・鹿児島支部)の留学生(アメリカ・イタリア・オーストラリア・スイス・ドイツ・フランス・コスタリカ・韓国・オーストリア・マレーシア・ハンガリー・パラグアイ・スロバキア・アルゼンチン・モンゴル・メキシコ・デンマーク)26名、福岡学生部スタッフ35名、総勢126名が集まりました。

1日目はアイスブレイクから。アイスブレイクでは二日間一緒に過ごすグループのメンバーを探すゲームを行い、その後に各グループで自己紹介をしました。日本語と英語を交えながらのコミュニケーションは、はじめこそ緊張した面持ちであったが、次第に自分から話しかけるようになるなど積極的な姿勢をうかがうことができました。
午後のスポーツ大会では、フラフープリレーや長縄とびをしました。グループのメンバー全員で1位をめざし作戦を練るなどコミュニケーションをとりながら協力することで、より仲が深まったようにみえました。
次に留学生達に母国についてプレゼンテーションをしてもらうアクティビティであるお国紹介を行いました。このアクティビティでは留学生達がそれぞれ母国について模造紙にまとめ、熱心に発表しました。参加者たちはグループごとに留学生達のプレゼンを聞いて回り、真剣に留学生達の話を聞きながらも積極的に質問するなど時間が足りなくなるほどでした。
夕飯の後はキャンプファイヤー。猛獣狩りゲームの後、着火し、キャンプファイヤーの火を囲みながら、じゃんけん列車をおこないました。火が落ち着いた頃、スモアを作り、美味しいスモアと迫力のある炎に参加者の満足した様子が伺えました。
一日目の最後にはディスカッション。中高生と留学生でグループを作り、スタッフが用意したトピック(School、LGBT、Body languageなど)についてディスカッションをおこない、どのグループも、短い時間の中で積極的に意見を出し合い、まとめ、発表し白熱した時間となりました。

2日目のウォークラリーは、ヒントをもとにパズルのピースを探しパズルを完成させるアクティビティで、どのグループも協力して完成させることができました。昼食後はスキットショー。ウォークラリーで完成させたパズルのイラストをお題に5分間の英語劇をつくり発表しました。短い準備時間にもかかわらず、劇はアイデアとユーモアに溢れており大変盛り上がりました。1人1セリフ言うことをルールに設けており、恥ずかしがったり緊張したりする子たちもいたが、みんな自分たちが作った劇を一生懸命演じきりました。

今年度は意欲的な参加者が多く、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿が多く見られました。もちろん、恥ずかしがる子もいましたが、お互いをサポートしあって話しかけたり、一緒に遊んだりとすぐに仲良くなっていきました。このような場面はキャンプ中に数多く見受けられ、このような行動やそれに至るまでの気持ちが、異文化への理解のきっかけ、世界平和への一歩へと繋がっていると実感しました。

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