【実施概要】

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  • 日程:2016年8月9日(火)~8月12日(金)
  • 会場:国立中央青少年交流の家『富士のさと』(静岡県御殿場市)
  • 参加対象:国内在住の中学3年生~高校3年生および年齢該当者で、異文化交流に興味と意欲を持ち、集団生活に心身ともに適応できる方
  • 参加費:30,000円

2016年のテーマは「Brand New World」。このキャンプには参加者にとって「普段の生活では体験できない世界」が広がっています。
・国籍問わず、いろんな人と出会える世界
・異文化を知れる世界、伝えられる世界
・知らなかった人と3泊4日で絆を育める世界
このBrand New Worldで沢山の刺激を受けながら、自分なりに何かしらの勇気ある行動をしてみてほしい。(友達を作る、積極的に行動してみる、リレーに出てみるなどどんな形でも良いです。) そして、その行動をしたことに自信を持ってほしい。
それを目標にして、キャンプを運営していました。

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キャンプ初日から天候にも恵まれ、充実した時間を過ごすことが出来ました。
最初は参加者のほとんどが緊張した面持ちでしたが、1日目にミッション形式の鬼ごっこや、班での交流を深める時間を通して、だんだん笑顔が見られるようになりました。

2日目の午前中には運動会を行いました。この時に、班内の距離がぐっと近くなったようで、終わる頃にはキャンプの中が笑顔でいっぱいでした。
夜に行ったパーティでは、みんなで一つになって自由に踊ったのですが、その時の光景はまるで心が一つになったかのようで、とても感動的な場面でした。

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3日目の午前中は留学生が母国を紹介する時間を設けました。参加者全員にとって世界観を広げられる時間になったようです。
その後、今までの班とは違うメンバーでカレーを作り、班外の交流も深めることができました。
午後は今の時代だからこそ「平和とは何だろう」というテーマでディスカッションをしました。普段考えたり、話し合ったりしない中、参加者にとって価値観を広げられた時間になったようでした。
夜はキャンプファイヤーを行い、火を囲って3日間を振り返ったり、皆の前で話すスピーカーズコーナーを行いました。みんなが一つになり、仲間と過ごした時間を噛み締めているようでした。

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最終日は班内で思い出作りをしたり、参加者みんなでお揃いのTシャツにメッセージを書き合ったり、キャンプのテーマソングを歌ったりして、帰路に着くことになりました。
泣いたり笑ったりしながらお別れをしている姿は、とても感動的なものでした。

キャンプが終わった後も、参加者にはそれぞれのBrand New Worldが待っているはずです。色々な世界を知った参加者の中高生に、是非自分の行きたい世界への一歩を踏み出してほしい。そしてその時、キャンプで出会った仲間や、彼らと一緒に過ごした時間が、一歩を踏み出す勇気に変わってほしい。そう願っております。

★日本人参加者の声

沢山の文化を持っている人々がいて、もし言葉がうまく通じなくても、相手に伝える気持ちと笑顔、そして思いやりがあれば自分の気持ちを伝えられることに気がつきました
。これから私が生きていく上で沢山の異文化を持っている人々と出会う場面があると思うので、心から相手を受け止め、分かり合う気持ちを強く持っていきたいと思いました。

★留学生の声

このキャンプは本当に楽しかったです。みんなやさしかった。わたしははじめ少しこわかったです。私はゆいいつアメリカ人。しかし、みんなほんとやさしかったから、今はこわくない。AFS、日本人、りゅうがくせいたち、ありがとうございました。
At my host school I’ve been very shy and quiet, but I learned that doings the opposite is easy and will help me make friends. I hope to use this to make my stay in Japan even better.

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