AFSのサポート体制

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1.緊急時の連絡は24時間体制

参加者の生命にかかわるような緊急時や、自然災害・国情不安などの非常事態に備え、留学先の当事国AFS事務所およびAFS日本協会のスタッフが24時間体制で待機しています。
このような事態が発生した場合は、各国AFSは外務省や在外公館などの政府機関、報道機関など多方面より情報を収集します。また、AFS国際本部は国際機関、米国政府機関、危機管理コンサルタントなどから情報を集め、参加者の安全確保に努めます。

2.参加者それぞれに担当者を配置

AFSでは、それぞれの留学生、ホストファミリー、ホストスクールに担当者がつきます。
担当者の呼び方は各国さまざまで、日本の場合はリエゾンパーソン(LP)と呼んでいます。LPは留学生の受入れ地域に暮らすボランティアスタッフで、、留学生・ホストファミリー・ホストスクールの間のパイプ役としてそれぞれが直面する問題を解決する手助けをしています。
受入れ地域に暮らす人が留学生活の支援をするのは、どのような暮らしや行動がもっとも安全で、地域の人に溶け込み、よい人間関係を築けるのかを一番よく理解しているからです。これが、AFSのサポートの大きな特徴となっています。
留学体験の間にわからないことや不安なことがあったら、積極的にLPに相談してみてください。

3.参加者の異文化体験をより豊かにするサポートが充実

AFSでは、参加者の異文化体験をより豊かなものにするための支援に力を入れています。留学前、中、後を通じて何度かのオリエンテーションを行っていますが、これもその一環です。
留学前に行う合宿形式の2回のオリエンテーションでは、留学をより深い体験にするために、留学の動機を明確にし、異文化体験に必要な知識や情報を学んで留学準備を整えるお手伝いをします。同じ国に以前留学していた先輩や、これから留学する仲間との交流機会もあります。
留学中は、現地のAFSが主催するオリエンテーションでその国の文化や言葉の研修を受けたり、その国をもっとよく知るために企画される小旅行やイベントなどに参加することができます。
留学から帰ってきた後に起きるさまざまな問題についても、帰国後のオリエンテーションでサポートしています。

4.保護者やホストファミリーへのサポート

留学生を送り出す保護者やホストファミリーにも、それぞれの時期にオリエンテーションが行われます。また、それぞれの時期に留学生がどのような状態でいるのか、どのようなことに注意すればよいのかなどの情報を集めた「AFS通信」を定期発行しています。
それぞれの支部で企画されるイベントに参加し、同じ境遇の保護者や家族同士で話をすることも、情報交換につながるでしょう。