コロラド州と言ってもなかなか想像できない人も多いと思いますが、本当に自然豊かな州でアスペンなどスキー場がとても有名です。コロラド州は特に標高が高くオリンピックトレーニングセンターもあります。
私の住んでいる町は標高2500mで気候も日本とは全く違いとても乾燥していますが、来てすぐ環境にも適応することができました。

rep20150821_usa04
家の前。10月にはもう雪が降り始めました

私のホストファミリーは私が来る前に日本に訪れて一度会っているという滅多にない場合のスタートでした。お母さんお父さんホストシスター2人(13、15歳)と暮らしており15歳のホストシスターと同じ高校に通っています。

rep20150821_usa01

私の通っている学校では日本のようにホームルームクラスがなく常に移動教室で初めは友達を作るのにとても苦労しました。しかし私は1学期でマーチングバンドの授業をとっていて授業以外でもクラブとして休日も放課後も活動することが多かったのでだんだん友達を増やしていくことができました。
時間割は2パターンしかなく日々交互で朝7:25分から始まり1時限96分が毎日4コマあります。日本よりは随分長い授業ですが先生の話をずっと聞いてノートをとるといった日本のスタイルとはかけ離れていてディスカッションでやゲーム、映画を見て授業を進めるなど自然に記憶しやすい授業スタイルでとても充実した無駄のない授業です。
また敬語という文化がないせいで大人と子供の関係がとても近く学校でも先生と生徒はまるで友達のようです。いいのか悪いのかははっきりわかりませんが何でも気軽に相談質問できる面ではとてもいい環境だと思います。

rep20150821_usa02
マーチングバンドのコンクール

1番驚いたのはクラブの形式が全く違うことです。クラブは1年を通してずっとやるのではなく全てシーズンがあり夏のスポーツは野球、サッカー、冬は水泳、バスケというように1年を通していろいろな経験をすることができます。
そして日本ではだいたい試合は休日に行われるのが一般的ですが私の学校では放課後にも行うのが一般的で次の日に学校があるにも関わらず帰るのは夜中の12時を過ぎるというのも当たり前でした。

rep20150821_usa03
ホームカミングウィークの昼休憩

英語面については来る前からある程度会話はできる状態でしたがジョークや高校生の話すスピードにはついていけない状態でした。しかし今ではみんなとある程度会話を楽しむことができるしジョークにも気づくことができるようになっています。
家や学校で映画を見るときには必ず字幕をつけてもらっていることで理解するのにすごく役立っています。
家族とは何も問題がなく姉妹3人で同じ部屋で寝るなど本当の家族の一員ようになれてとても恵まれた生活を送っています。
近所に行く時もスーパーに行く時も車がないと何も行動できないような自分一人では何もできないような環境ですが毎日充実した生活を送っています。残りのここでの生活を今まで以上にしっかり楽しみ、学び、実りある生活にしたいと思っています。

2015年1月 アメリカより
AFS61期生/広島市高校生交換留学生奨学生 山根結衣

▼高校生・10代の年間留学プログラム


この記事のカテゴリー: アメリカ | 年間留学体験談