TBSアナウンサー
国際交流団体スプートニク・インターナショナル・ジャパンの理事として、国際教育支援、国際交流支援などのプログラムを通じ、世界平和に貢献している。
2011年に長年のボランティア活動に対し「東久邇宮文化褒章」を受章。
慶應義塾大学卒。AFS日本協会評議員。
—AFSでの体験はその後のキャリアでどのように生きていますか?
AFSで留学して「人生をもっと楽しもう、色んなことにチャレンジしよう、そして多くの人が関わってくれることに感謝をしよう」と思うようになりました。
私は、同じ時期にAFS生としてスリランカからニュージーランドに来ていた仲間と2000年にNGOを立ち上げたのですが、仕事以外の場所でも今までの経験を役立たせることができ、人生がとても豊かになっているなと思います。世の中に対して、自分が持っているスキルを提供しようと思えるようなったのは、AFSのおかげですね。
AFS体験がその後のキャリアにどのように生きているか (動画)
—AFSならではの魅力は何だと思いますか?
AFS留学の良いところは、周りの大人たちからのケアがきちんとあることです。ホストファミリーには言いにくいことを気軽に相談できるボランティアの方がいたり、各国の留学生と話し合う場が3ヵ月おきぐらいに設けられていたり。それは高校生の異文化体験留学に特化して何十年と活動を続ける中で出来上がってきた、AFSならではのサポートだと思います。
「正解は自分で見つけてね、でも方向としてはあっちだよ」と、光が灯っている方向を指し示してくれる人たちがいることは心強いですよね。より多くの優秀な高校生に、世界の窓をあけて視野を広げてもらうには、最高の留学制度だと思います。
AFSの魅力 (動画)
—留学を考えている人に、メッセージをお願いします。
生きていくためには、コミュニケーションやお互いを理解することがとても大切。今はそういう「人間力」みたいなものがより試される時代だと思います。
ある程度勇気がないと一歩踏み出せないけれど、先輩やボランティアの方など大人が見守る中で冒険できるのがAFSの留学。自我が確立するかしないかの微妙な年齢で、このような経験をして「人間力」を磨くことは、その先の人生に与える影響がとても大きいと思います。自分の居心地のいい家に閉じこもっていては始まらないですよ。
留学を考えている人へのメッセージ (動画)
この記事のカテゴリー: AFS体験 その後の進路・活動 ニュージーランド
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