地球市民教育とは?
地球市民教育(GCED:global citizenship education)は、より平和的、包括的で安全な、持続可能な世界の実現のために、理論学習と経験の両方を通して、以下のような力を育むことを目標としています。
- 文化、性別、信条などの違いを尊重する
- 身近なことだけでなく世界の動きに関心を寄せる
- グローバル・コミュニティの一員であるという意識をもつ
- 持続可能な世界の構築に貢献する
- 地道な活動が、社会にどのような影響を与えているかを意識する
地球市民教育(GCED:global citizenship education)は、より平和的、包括的で安全な、持続可能な世界の実現のために、理論学習と経験の両方を通して、以下のような力を育むことを目標としています。
AFSは、若者から大人まで、あらゆる年代の人々が地球市民になるために、留学、ボランティア、ホストファミリーなどを通じた異文化体験の機会を提供します。
プログラムの参加者は、日々の「普通の生活の中で」異文化に触れることで、違いを尊重し、その違いを楽しむことを経験します。そして、その体験を通して、視野を広げ、固定観念にとらわれない柔軟な考え方を養い、自信をつけ、異なる文化の人々と協働できる力を磨きます。これらの能力は、教育現場や社会においても高く評価されるでしょう。
目標4:質の高い教育をみんなに
“すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、 生涯学習の機会を促進する”
“2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。”
AFS は国際的なボランティア団体であり、営利を目的としない民間の組織である。
より公正で平和な世界の実現に必要な知識、能力、理解力を多くの人びとが身につけるため、さまざまな異文化と接する機会を提供することを目的とする。
多様性に満ちた世界において、平和と相互理解の推進のため行動する、責任ある地球市民を育てようとAFSは考える。平和は常に、不正、不公正、偏狭な心によって脅かされる危ういものだと認めるからである。
AFSはすべての個人すべての国と文化に、それぞれの尊厳と価値があると確信し、その考えが広く確立されるよう努力する。そして、人種、性、言語、宗教、社会的地位の違いとは無関係に、人権と基本的自由が尊重されるよう、その実践を推進する。
AFS活動は人間の尊厳、違いの尊重、調和、感受性、寛容の精神という基本的価値観に基づいて行われる。
-1993年開催 AFS世界会議で採択