アメリカに来てから4か月。私の留学生活も残り半年となりました。
私が派遣されたのはサウスダコタ州のAberdeen という町です。サウスダコタ州は中西部に位置し、トウモロコシや大豆などの農業が盛んな、町の周りには地平線が広がっているようなところです。出かけるたびにアメリカの広大さが感じられます。
またネイティブアメリカンの居留地でもあります。
ホストファミリーはお父さん、お母さん、年下の妹が4人、さらに半月後からは中国人の大学生も一緒に住むことが決まりました。英語力が未熟な私に、この4人の妹たちはとても良い話し相手です。
またお母さんがネイティブアメリカンなので、さまざまな文化を経験できとても嬉しく思います。
高校生活はとても充実しています。つい最近やっと聞いているだけだった友達同士の会話にはいれるようになりさらに楽しくなってきました。
私はクラブ活動として8月から10月まではテニス部、今はディベート部に入っています。どちらも大会が多く、週に三回ペースで学校を公欠することもあるほどです。さらに毎回片道3時間程度という長旅で、繰り返しですがアメリカのスケールの大きさを感じます。
ディベート部では放課後は毎日2時間半の練習、週末は泊りがけで大会に参加と忙しい毎日です。当然ですがアメリカ人のディベートに混ざるのはとても大変で、今では足手まといでしかないような感じです。それでも先生や周りの友達が付き添いで教えてくれ、自分なりに頑張っています。
学校生活が始まった最初の1週間はとてもつらかったことを覚えています。頼れる友達もいないなか、慣れない英語での授業はほとんど理解できず、恥ばかりかいていました。
恥ずかしがって発言を全くせず、先生に注意されたこともあります。アメリカでは生徒が先生の話を遮って質問したり意見を述べるということはよくあることです。積極性の重要さは日本にいる時以上に日々身に染みて感じます。
友達を作る上でもです。待っていても誰も話しかけてくれません。違えを恐れず自分から積極的にほかの生徒たちと交流することが大切だと思いました。
学校ではほかにもハロウィンダンスパーティーに参加したり、アメリカンフットボールの試合を観たり、日本ではできない経験を沢山しました。3月には合唱のクラスでディズニーランドに行って歌う予定です。
残りのアメリカでの生活もいろいろなことに挑戦して楽しみたいと思います!
2015年1月 アメリカより
AFS61期生/ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学金 谷澤沙南
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