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9月4日、「みちのく応援奨学金」「ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学金」の授与式を仙台市にて行いました。

「みちのく応援奨学金」は、被災地域から海外留学する高校生(受験時は中学3年を含む)を応援するために今年5月に設立した奨学金で、年間派遣プログラム第59期(2012年出発)一般選考A・B日程の合格者の中から受給者が選ばれました。
当初は3名の予定でしたが、支部やAFS友の会など関係者からの支援や三菱商事からの支援で多くの寄付が集まったため、今回は対象を7名に拡大しての授与となりました。

「ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学金」は、ニューヨークのジャパン・ソサエティーが全米から寄付を募った被災者支援基金の一部をもとにAFS日本協会が設立した奨学金で、「みちのく応援奨学金」と同様、被災地域から海外留学する高校生(受験時は中学3年を含む)を応援することを目的としています。
こちらは7月下旬に設立されましたが、留学対象国がアメリカに限定されていることと公平性の観点から、「みちのく応援奨学金」に応募していた生徒の中から、一般選考A・B日程それぞれでアメリカに合格した各1名を、本奨学金の受給対象に振り替えての授与となりました。

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授与式には、「みちのく応援奨学金」受給者6名(欠席1名)と「ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学金」受給者2名の計8名が出席し、AFS日本協会理事およびジャパン・ソサエティー櫻井理事長(前ニューヨーク総領事、元米国三菱商事社長)より奨学金目録が贈呈されました。その後の自己紹介と抱負のスピーチでは「震災で留学をあきらめかけていたがホームページで情報を見つけて、急いで応募した。奨学生になれて本当に嬉しい」「世界を知ると同時に、日本のことをもっと知りたい」「将来は国連職員になりたい」といった想いが語られ、会場の保護者が涙ぐむ場面も見られました。

各奨学金の受給者は下記の通りです。

▼みちのく応援奨学金

奥野怜子さん/福島県立会津高等学校/ドイツ派遣内定
佐藤麻悠さん/福島県南相馬市立原町第一中学校/ハンガリー派遣内定
関根早紀さん/福島県立郡山東高等学校/オーストリア派遣内定
高橋奈々美さん/宮城県宮城第一高等学校/フランス派遣内定
箱崎朱夏さん/岩手県立不来方高等学校/イタリア派遣内定
藤井理子さん/岩手県立盛岡第一高等学校/マレーシア派遣内定
増子光希さん/福島県立郡山高等学校/スイス派遣内定

▼ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学金

井上貴之さん/茨城大学教育学部附属中学校/アメリカ派遣内定
三浦永太郎さん/盛岡中央高等学校/アメリカ派遣内定
※残り3名を継続募集中(2011年9月27日締切)

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▼寄附 > みちのく応援奨学金


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