2023年3月13日(月)「アジア高校生架け橋プロジェクト」第5期生の修了証授与式が開催され、本プロジェクト5期生241人、AFS国際本部会長のダニエル・オブスト、AFS日本協会理事長の加藤暁子等が出席しました。

修了証授与式では、「アジア高校生架け橋プロジェクト」5年間の取り組みをまとめた動画が投影され、続いて、文部科学省の藤江総合教育政策局長より、約10ヶ月の日本での生活体験を終えた架け橋生に、はなむけの言葉を送っていただきました。

架け橋生、241名が一同に会しました

2018年から始まった「アジア高校生架け橋プロジェクト」では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、帰国予定を切り上げて帰国した年や、時期を後ろ倒しして来日した年がありました。修了証授与式が対面で開催できたのも、第1期以来となりました。

頑張りを讃え、証書を授与いただきました
日本語で挨拶を務めました

2018年から2022年までの5年間に来日した生徒は974名。⁠生徒の出身国・地域は、インド、インドネシア、韓国、カンボジア、スリランカ、タイ、中国、トルコ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、モルディブ、ラオスです。21の国・地域からやってきました。架け橋生は、全国47の都道府県すべてに配属され、寮やホストファミリー宅で過ごし、在校生や教員のみなさんと交流を深めました。

「アジア高校生架け橋プロジェクト」第5期生241人は、修了証授与式の前日、日本の高校生と共に、これから自分たちがどのようなことができるか、4時間以上かけて、環境、平和、教育の3つのテーマに分かれて議論し、提案をまとめました。修了証授与式の最後には、前日の白熱した議論の様子をまとめた動画を放映しました。知っている顔を見つけるたびに歓声が上がりました。みんな、よくがんばりました。

各地で生徒をサポートいただきましたホストファミリー、ホストスクール、寮、ボランティア、そして地域のみなさま、ありがとうございました。生徒たちとの出会いが皆さまにとっても宝物になることを願っています。そして生徒のみなさん、ぜひこれからも日本とつながりつづけてね!架け橋としての活躍を楽しみにしています!

アジア高校生架け橋プロジェクトについては動画でもご紹介しています。
ぜひご覧ください。

◆アジア高校生架け橋プロジェクトとは?
本事業は、文部科学省の補助事業として、2018年からアジア各国/地域から5年間で計1,000人の高校生を招聘するもので、公益財団法人AFS日本協会が実施しています。
文部科学省補助事業 アジア高校生架け橋プロジェクト


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