1954年に8人の高校生がAFS年間派遣プログラムの第1期生としてアメリカに渡ってから2024年で70周年となります。2023年までにAFSのプログラムに参加した派遣生は約22,400名、受入生は約20,600名に上ります。生徒を家族の一員として受け入れてくださったホストファミリーは2万以上、AFS生を受け入れてくださったホストスクールは5千校以上に上ります。

1971年には事務局が設けられ、1980年に財団法人に、1992年に特定公益増進法人として認可を得るなど、AFSは組織としての形を変えながら活動を継続してきました。変わっていないのは、AFSが多くの有志に支えられたボランティア団体であり、より公正で平和な世界の実現のために活動しているということです。

2024年に70周年を迎えるにあたり、AFS日本協会は、歩みを共にしてくださっている多くの皆さまと共に、これからの未来のために、私たちひとりひとりが果たせる役割について考えます。

記念式典をはじめ、各種の取り組みを予定しております。みなさまお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

記念式典・祝賀会

【開催概要】

日時:2024年12月14日(土)
第1部 記念式典 14:00~15:50(13:30 開場)着席
第2部 祝賀会  16:30~18:30(16:00 開場)立食
第1部式典は寄付者の方々の表彰、基調講演、パネルディスカッションを予定しています。登壇者情報は準備が整い次第公開いたします。
会場:ホテルグランドアーク半蔵門(東京都千代田区隼町1-1)
料金:
第1部 無料。オンラインでもご視聴いただけます。
第2部 社会人 15,000円、学生 5,000円
後援:文部科学省、外務省

【お申込方法】

  1. 参加登録・お支払い:お申し込みフォーム→
    ※2024年8月8日より受付を開始いたします
    ※第1部、第2部いずれかのみの参加登録も可能です
  2. 当日、会場までお越しください
    ※オンライン参加の方には12月上旬に参加用リンクをご案内いたします

【お問い合わせ先】

公益財団法人AFS日本協会 70周年事業担当 <[email protected]>

ご寄付、ご協賛は、随時受け付けております。
広報募金室 <[email protected]> までお問い合わせください。

記念式典・祝賀会 よくある質問

有料となる第2部は、5000円の学生チケットをご用意しています。中高生、大学生の方はこちらのチケットにてご登録ください。小学生以下は無料です。

●70周年記念 ロゴマーク

AFS日本協会は、これまでにAFSプログラムに参加した方やSNS等でロゴマークの作成を呼びかけ、集まった作品の中から以下の作品を「70周年記念ロゴマーク」に決定しました。記念ロゴマークは、2024年を通じて、各種周年記念事業のほかAFSの各種発行物に使用します。

制作者、松尾さんのコメント
「70と日本の形を被せたイラストに、今も続いているウクライナ戦争を受けてAFSが発表した表明、『AFSは常に平和の側に立つ』という言葉を添えて制作しました。平和な世界になりますようにといった思いがコンセプトであるので、角を丸くし柔らかいフォルムを意識しました。
世界中のひとりひとりが世界のどこかを作る一員で、世界が平和になるために必要不可欠な存在です。これから先もずっとAFSが続き、平和の輪が広がって行くことを願っています。」

70周年記念調査

これまでにAFSプログラムに参加したり、活動に関わってくださった皆様に、AFS体験・活動を振り返っていただきながら、その影響についてお尋ねするアンケート調査を実施しています。集計後、結果の一部は本ページでもご紹介いたしますので、ぜひ回答のご協力をお願いします。

回答受付は終了いたしました。ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。

チャリティーコンサート

留学経験者、ホストファミリー経験者、社会人・大学生ボランティア、国際交流に興味のある方など、AFSと関わる人々をつなぐ「AFS友の会」は、AFSの活動に賛同しご協力くださる演奏家の方々、そして会場に来てくださるみなさまに支えられ、2005年から「AFS友の会チャリティーコンサート」を開催してきました。
AFS日本70周年記念となる16回目の舞台は、世界的建築家、丹下健三氏設計の東京カテドラル聖マリア大聖堂。荘厳な雰囲気の大聖堂で、平和への祈りをこめた弦楽四重奏とソプラノの調べを届けました。

多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました。

AFS友の会チャリティーコンサートレポート ~弦とソプラノで捧げる平和への祈り~

【お問い合わせ先】AFS友の会事務局<[email protected]>

AFS日本協会の活動史

1954年
 日本人高校生8名が、日本初の高校生交換留学生としてアメリカへ派遣される。
1955年
 帰国した第1期生が、AFS日本支部を創立。
1957年
 アメリカから9名の高校生を日本へ受入れる。短期受入プログラムの開始。
1963年
 年間受入プログラムの開始。

1971年
 AFS国際奨学財団日本事務所を設立。
1972年
 アメリカ以外の国からの受入れを開始。 最初の国はノルウエー。
1973年
 アメリカ以外の国への派遣を開始。最初の国はコスタリカ、デンマーク、フランス。
1980年
 文部省(現文部科学省)の許可を受け、財団法人エイ・エフ・エス日本協会となる。
1982年
 短期派遣プログラムの開始。
1992年
 特定公益増進法人の認可を受ける。
2004年
 文部科学省より「国際交流功労者文部科学省大臣表彰」を受ける。
2011年
 新公益法人制度に基づく公益財団への移行が認定され、「公益財団法人AFS日本協会」として移行登記

AFS国際本部のサイトでは、より詳細な活動の歴史をご覧いただけます。https://afs.org/archives/timeline/(英語)
AFS日本協会が実施した受託・補助事業については【受託・補助事業ページ】でご確認いただけます。

これまでの主な周年事業

●50周年(2004年10月10日)

第8代国連難民高等弁務官を務められた緒方貞子氏に「次の50年のAFSへ期待すること」と題して基調講演をいただきました。
また、横浜市大さん橋ホール/大さん橋国際客船ターミナル、氷川丸にて、次の50年への出航式、記念フェア、記念ディナー 等を開催しました。当時の様子は、AFS50周年記念ホームページよりご確認いただけます。(外部リンク)

11月には記念パネルディスカッション「若者の国際交流を考える—高校生留学の意義」と題して、司会に鳥飼玖美子氏(通訳者・英語教育学者・通訳学者、立教大学教授)をお迎えし、赤坂陽子氏(日本ロレアル(株)シュウウエムラ プロフェッショナル マーケティング部長)、江夏啓子氏(財団法人YFU日本国際交流財団専務理事)、大山守雄(財団法人AFS日本協会事務局長)、ピーター・マキャグ氏(国際基督教大学教授)、ジェームス・ズムワルト氏 (在日米国大使館経済担当公使)(肩書はいずれも当時のもの)にお話しいただきました。

●60周年(2014年11月22日)

記念式典では高円宮妃殿下よりおことばを頂戴しました。(動画
鳥飼玖美子氏より「留学から異文化理解へ」と題して基調講演をいただきました。(動画
当時、米国大使館臨時大使であったキャロライン・ケネディ氏や、文部科学省から祝辞を頂戴しました。レセプションディナーではホストファミリーや受入生の声も届けられました。

理事インタビュー

AFS日本協会の役員を務める方々に「AFSの活動の意義」を聞きました。
※肩書はインタビュー当時のものです。AFSの評議員・理事・監事は、常勤の理事以外、全員ボランティアとしてAFSの運営を支えてくださっています。

  1. 今村正治理事「これからの世の中を生き抜くために〜教育の必要性〜」
  2. 中山真理事 「AFSとは何か?」教育フレームワークを軸に考える

寄付受付

AFSの事業は、全国各地の1,000人を越えるボランティアの力とみなさまからのご支援によって成り立っています。より平和で公正な世界を実現しつづける活動を前進させられるよう、ご寄付をお願い致します。

●クレジットカードによるお手続き

寄付登録サイト】でお手続きください。

●銀行口座への振込

「ゆうちょ銀行 〇一九店 当座0610779 AFS寄付金口座」へお願いいたします。
ゆうちょ銀行間の振替の場合(00170 5-610779)をご指定ください。
※寄附金領収書発行をご希望の方は、振込人欄にお名前とご住所を明記くださいますようお願いいたします。

●住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行のネット口座から24時間、手数料無料で寄付金を振り込むことができます。

その他の方法をご希望の方は、寄付サイトのお申込み方法をご覧ください。

振込用紙のお届けをご希望の方、ご寄付に関するお問い合わせのある方は、広報募金室 <[email protected]> までご連絡ください。